ホッと心温まる。ガレット&フランス料理のビストロ【キルヌタントゥ】 2013.1.7
去るクリスマス当日、中目黒新聞編集部はあえてこの日に忘年会を敢行。
なんとも寂しいメンツで運営していることがバレてしまいお恥ずかしい・・・
ちなみに編集部員+読者のTさん、という面子。
Tさんがなぜ参加しているかというと、少し前にお問い合わせより「一緒に飲みに行きたい」オファーをいただいていたからです・笑
創刊して1カ月。
その振り返りと来年の構想を練るために、ゆったり過ごせて美味しいお料理がいただけるところがいいよね~
ということで「ガレット」があるとの噂を聞きつけ予約したのが、フランスの地方料理のビストロのお店【Qu’il nous tente(キルヌタントゥ)】。
中目黒駅から めぎん・目黒銀座商店街を一番街、二番街と進み、ファミリーマートを越えて最初の左の脇道に入ってすぐのところにお店はあります。
店内は木目調の内装で、フランスの田舎の家はこんなかんじなのかな~とイメージさせる落ち着いた雰囲気が漂います。
2012年10月27日オープンのピッカピカのお店です。
この日はクリスマス限定のディナーコースを提供しているということで、テーブルに案内されると・・・
あらステキ☆
キラキラと光る、手作りと思しきメニューがお出迎え。
温もりを感じるおもてなしが嬉しいですねー。
そして席に着くと、身も心も寒い私たちにはとても嬉しいホットワインから。
かわいい器の使い方に戸惑いながらいただきます。
ほんのり甘く、身も心もほっこり温まります♪
さて、ドリンクの注文ですが、クリスマスだし、シュワシュワいっちゃいますか、ということで、
シャンパンOPEN☆
こちらはオーナーシェフの奥様、伊藤 ムニエ ジェシカさん。
ジェシカさんにお店の名前の「キルヌタントゥ」の意味を聞いてみたところ、
“みんなで彼の家に行こう”
といった意味合いとのこと。
なるほど、まさにこのほっこりした雰囲気を言い表したお名前なんですね。
ちなみにジェシカさん、フランス語・英語・日本語OKというトリリンガール!
そのため、外国人のお客さんも多くいらっしゃるとのこと。
いろいろお話をうかがいながら、前菜のサラダをいただきます。
「サーモンの燻製とホワイトアスパラガスのサラダ」
ホワイトアスパラは歯ごたえシャッキリ。彩りもきれいです。
そして、待っていました。
いよいよ「ガレット」登場☆
そもそも「ガレット」とは何かをジェシカさんに教えていただきました。
そば粉で作られた薄い生地にいろいろな具材をトッピングし、焼き上げてから四角く折り畳む、フランスのブルターニュ地方の郷土料理だそうです。
そば粉?
ヨーロッパでも使われているんですね、お味が楽しみ!
今回頂いたのは「ラクレットチーズとじゃがいもと生ハムのガレット」
ほふぉー!ぷるぷるした卵の黄身が美味しそう~
さらに生地の中にはチーズも隠れています。
日本人ならなじみのある、あのそば粉の香りがふんわりと。
それがこんなにオシャレな料理になって楽しめるって不思議なかんじ。
程良くしっとり、ふんわりした生地にいろんな具材が包まれていて、これは美味しい!
見た目以上にボリューム・食べごたえアリ。
アラカルトで注文するときは、みんなで取り分けて食べるのも楽しいですね。
続いてメインディッシュのお肉です。
「鹿のポーピエット カシスソース」
編集部全員、鹿のお肉は初体験。
いただいてみるとしっかりした弾力のある新食感!
甘いソースがマッチしていて上品なお味でした。
そして最後に出てきたデザートがすごかった。
メニューには3種盛り合わせとあったけれど、これはもう・・・
デザート三銃士や~ (c)彦摩呂
★チョコレートクレープのブッシュドノエル
★シナモンとダブルクリームのタルト
★フルーツのミニパフェ(バナナのアイスクリーム&柿のシャーベット)
女子編集部員は完全にノックダウン。
男子諸君、「こういうお店に私を連れてきて」
クリスマス当日だったから、なおさらそんなこと思ってしまいます。
喧騒からちょっと離れて落ち着いて食事したい、というシーンにもピッタリですね。
最後にオーナーシェフの伊藤陽平さんにお話を聞いてみたところ、フランス料理と合わせてガレットを提供しているお店はなかなかないんだとか。
「ガレットを通じて、フランス料理をカジュアルに楽しんでもらいたい」
という思いでこのお店を始めたそうです。
ちなみに、スタッフの岩佐文香さんは「tronc」という名義でお菓子やパンのケータリングやマーケット出店を手がけるパティシエさん。
う~ん、芸達者が揃っています!
(左から)スタッフの岩佐さん、近藤さん、ジェシカさん、オーナーの伊藤さん
どこか懐かしさも感じる美味しいガレットと、心温まるおもてなしで穏やかなひと時を演出してくれる素敵なお店。
年の瀬の慌ただしさをちょっとだけ忘れて、この1年を振り返りながらとっても気持ちよく過ごせました。
(ち)
クレップリ.ビストロ キルヌタントゥ [Qu’il nous tente]
住所:東京都目黒区上目黒2-18-12 林ビル1F
電話:03-6303-3796
営業時間:
[ランチ] 11:30~15:00 (LO.14:30)
[ディナー] 18:00~23:00 (LO.22:00)
定休日:月曜日
HP:http://www.kirunu.umaine.net/
Facebook:http://www.facebook.com/kirunu
Twitter:http://www.twitter.com/Quil_nous_tente
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