「SHARED TABLES」英語も学べる、美味しいランチと素敵なコミュニティのある新感覚カフェはネタの宝庫。 2014.3.7
えっ? それどこ?
昨年10月にオープンしたにもかかわらず、まだ意外と知られていない新感覚カフェをご紹介。
場所は池尻大橋寄りの目黒川沿いの赤い橋「中の橋」あたりからちょっと入ったところ。
ウッドウォールに囲われた外観は、ついつい中を覗きたくなりますね。
とりあえずデッキの上に進入です。
すると右手にイイかんじのテラスが。
そして左側のジャバラのガラスドアを開けると、
店内は白を基調としたとても明るく気持ちのよい空間。
と、ここで迎えてくれたのが、こちらのカフェの運営担当のスマートな三浦さん。
中目黒新聞
どうもどうも、本日はよろしくお願いいたします。
最近ランチでよく使わせていただいているんですけど、こちらのお店いつの間にかす~っと出来てましたね。
三浦さん
はい、昨年の10月にオープンしました。
中目黒新聞
実は編集部では、新感覚カフェということで、噂になっているんですよ。
三浦さん
えっ、そうなんですか? ありがとうございます(笑)
中目黒新聞
図々しいんですけど、ランチをいただきながらお話をうかがってもよろしいですか?
三浦さん
ぜひ!ランチメニューはあちらの黒板です。
今回、編集部員2名でうかがったので、それぞれカレーとパスタを注文。
キッチンではスタッフでレフティの斉藤さんが調理を始めてくれます。
中目黒新聞
ところでシェアード・テーブルズはランチタイムのみですか?
三浦さん
営業時間は月~金の11:30-14:30、土曜日の10:30-14:30をランチタイムとして、夜は木~土の18:00-19:00としています。
中目黒新聞
基本はお昼がメインなんですね。
というか、変則的な営業時間ですね!?
三浦さん
そうですね、変則的と言えば【BREAKFAST CLUB】という英会話教室をやっていたりもします。
毎週月曜日が中上級者向け、水曜日が初級者向けで、7:30-8:30の1時間、イギリス人のIanという者が講師をしています。
中目黒新聞
へえ、カフェでレッスンというのは面白いですね。
三浦さん
パンとコーヒーや紅茶を楽しみながら、リラックスしてレッスンを受けられるということで好評いただいています。
Ianは毎週木~土曜日の18:00~21:00にカフェにいるので、まずは遊びに来ていただければ、自然と英語に親しむことも出来たり、プライベートレッスンもアレンジ可能です。
中目黒新聞
ふむふむ、随分Ianさんの登場率が高そうですが、その辺りがまた新感覚ですね。
機会があればIanさんにもお会いしてみたいな~
三浦さん
んー、どうでしょう(笑) それにまだお話していないこともありますよ。
中目黒新聞
ムムムッ、そうなんですか?
「お待たせしました―!」
三浦さんからさらにお話を聞き出そうとしたところに、ランチが到着。
和牛 牛すじカレー(スープ・サラダ付) 780円
おっと、まずは「和牛 牛すじカレー」ですね。
うーん、スパイスのいい香り!
しっかりと煮こまれた牛すじが口の中で、ほろほろと溶けていきますね。
そして程良くピリッとくる辛さがたまりません。
ランチ時にちょうどいいバランス、これは男女問わず近隣のビジネスパーソンに受けそうです。
そして、お次はパスタが登場!
淡路産トマトとモッツアレラチーズのパスタ(スープ・サラダ・ブレッド付) 780円
さ~て、ソースをたっぷり絡めて、口の中に放り込んだ瞬間に胃袋が両手を上げて喜ぶこの感覚。
太めでモチっとしたスパゲティとフレッシュなトマトソースの相性が抜群!
モッツアレラチーズもた~っぷりで、見た目以上に食べごたえありです。
こちらはサラダに加えて自由に量を選べるブレッドとコンソメオニオンスープ付き。
トマトソースのパスタに目が無い中目黒新聞的にはドストライクです。
食べながらと言いつつ、食べることに集中してしまい全くお話をうかがっていませんでした。。
中目黒新聞
三浦さん、スミマセンでした、お話の続きをお願いします。
三浦さん
ちょうどウチの代表がもうすぐ登場するので、続きは代表からお話しましょうか。
と言ったか言わないかのタイミングで、こちらの運営会社の代表のダンディな麻生さんが登場。
中目黒新聞
いやー、ランチ美味しかったです!
ちょっと不思議だったんですが、こちらの建物何となくですけど変わってますよね。
麻生さん
よくぞ聞いていただきました。(メガネがキラーン)
実は・・・
この建物・・・
シェアハウスなんです。
中目黒新聞
ん? シェアハウス?
麻生さん
僕らの会社はシェアハウスを企画・開発・運営する会社でして、こちらの建物もリノベーションして昨年の10月よりシェアハウスとして運営・管理しているんです。
中目黒新聞
そうだったんですか~。
お店の奥のトイレを借りた時に、この建物の共有スペースを通ったのですが、不思議な感じしたんですよね。
中目黒新聞
元々こちらの建物ってマンションでしたっけ?
麻生さん
この建物は昭和52年に目黒区の事業のために建てられた高齢者向けのマンションだったんです。
それが、事業が終了することになり、オーナーさんからの依頼でシェアハウスとして再生した、といったところです。
中目黒新聞
どんな特徴があるんですか?
麻生さん
SOHOとしても利用可能な個室と、女性専用のドミトリールームがあります。
また、ペット可、DIY可なので、ライフスタイルにあった生活の場を作れると思いますよ。
中目黒新聞
現在お部屋は空いているんですか?
麻生さん
おかげさまで現在は満室なんですよ。
空室などの情報はウェブサイトでアナウンスしますので、興味のある方はチェックしていただければと思います。
中目黒新聞
なるほどなるほど。
シェアハウスとかシェアオフィスって流行っているというか、新しい潮流としてグイグイきてますよね。
麻生さん
僕らはシェアハウスがブームになる以前から、使われなくなった社員寮やマンション等の大きな物件を、リノベーションして活用する事業をやっていて、今では10棟以上、計400戸ほどの企画・開発・運営をしています。
中目黒新聞
へ~、それはすごい数ですね。
あれ? ところで、そのシェアハウスと、こちらの「SHARED TABLES」はどういう関係というか位置づけなのですか?
麻生さん
シェアハウスに飲食店を併設することで、入居している人同士はもちろん、地域の人と入居している人が交流することで、街やコミュニティにも貢献出来るのではないかと思っているのです。
時代の流れとともに、若い人の価値観もかつての何でも所有することが当たり前の時代から、今は部分的には共有することで経済合理性を高め、同時にいろいろな人との繋がりを大切にする時代にシフトしていると思うんです。
そういった背景からすると、今流行りと言われているシェアハウスも、当たり前というか、理にかなったムーブメントですよね。
中目黒新聞
おおっ、メガネがキラーンとなったのはそういった理由なんですね。
麻生さん
そうですね、この辺りは特にそうなんですが古くからこの地域に暮らしている方も多いですよね。
「SHARED TABLES」は入居者用のラウンジやキッチンという機能に加え、カフェにすることで、地域の人たちにも訪れてもらえる【交流空間】にしたかったんです。
中目黒新聞
すごく素敵です。
麻生さん
イギリス人のIanから地域の方が英語を習ったり、入居者が帰ってきたら地域の方が「おかえり!」と声を掛ける、そんな場に育てていきたいと思っています。
中目黒新聞
都会の中でこれから求められている新型のコミュニティの創造ですね。
麻生さん
そう、今ランチを作ってくれている斉藤くんも、実はシェアハウスの入居者で、ウチの会社のスタッフなんですよ。
中目黒新聞
えっ、そうなんですね。
斉藤さん
はい、そうなんです。
いつかは外国人向けのゲストハウスを地方でやりたいと思っていたところ、お声掛けいただいたんです。
こちらでは近隣に勤務されている方や住まわれている方がランチに来てくれますし、いろいろな人と会えるのは楽しいですね。
麻生さん
それとIanも、元々は私たちが運営している他のシェアハウスの入居者だったんです。
今はこちらのシェアハウスに引っ越し、開いている時間を活用して英会話の先生をしてもらっているんです(笑)
中目黒新聞
え~っ、ますますIanさんにお会いしたくなりましたよ。
それにしても入居者さんもコミュニティの運営にどんどん参画出来るシェアハウス、いいですね。
麻生さん
実はこの裏のスペースにパン屋が出来る場所や設備を用意したんですけど、担い手が居なくて。
入居者や地域の人で、これからパン屋をやりたい、という方々と一緒にコミュニティ作りができたらな、と思っています。
中目黒新聞
しかし、どんだけネタあるんですか。
もしかして外に停まっていたカワイイ車も何かの企ての準備ですか?
麻生さん
あっ、バレました?
移動販売とか何かコミュニティで盛り上がれることに活用できればと思い、とりあえず作っちゃいました(笑)
中目黒新聞
麻生さん、カッコイイっす!
お話聞いてたら、小腹が空いてきましたね。
パニーニも追加でお願い致します!
パニーニ[B・L・T&チーズ](スープ・ブレッド付) 680円
とろとろのチーズと、ぱりっと焼かれたベーコンが新鮮なレタスと相まって、お口の中が喜びで満たされまくるこちらの一品。
それを、オプションのコーヒー(+200円)と一緒に。
そういえばアイスクリームの看板がお店の中にも外にもあるんですよね。
というわけで、調子に乗ってクリームコーヒーゼリーをデザートに。
クリームコーヒーゼリー 480円
ん~、お店にある専用のマシーンで作られたソフトクリームの甘さと、コーヒーゼリーの苦みのバランスが絶妙で、見た目通りの美味しさでした。
無事取材を終え、数日後。
夜、SHARED TABLESの前を通りかかると灯りがついていてイイ雰囲気。
何の気なしにふらっと立ち寄ると・・・
ついに遭遇、噂のIanさん。
この後、フットボールやバスケットボールの話題を英語と日本語のミックスで楽しくお話させていただきすっかり仲良しに。
とってもフランクなIanさんと、お茶をしながら自然と英語に親しめる新感覚なレッスンの楽しさを体験できました。
調子に乗った中目黒新聞、IanさんのJAPANとNBAラブなステキなお部屋を覗かせていただいたり、
時々パーティをするという屋上の共有テラスまで見せていただき、
シェアハウスでの新感覚な暮らしの一端を垣間見ることができました。
ウッドデッキスペースで外の爽やかな空気や太陽の光を感じながら、美味しい料理や飲み物をいただきながら会話を楽しむ。
そしてこれからの「SHARED TABLES」の展開からも目が離せませんね。
現在は営業をしていない時間帯に、この記事を見ているあなたがお店をオープンさせる、そんな展開もあるかもしれませんね。
ぜひ一度、美味しいランチや英会話を楽しみに足を運んでみてはいかがでしょうか?
SHARED TABLES
所在地:目黒区青葉台3-10-3
営業時間:[月ー金]11:30~14:30/[土]10:30~14:30/[木ー土]18:00~19:00
電話:03-6809-0669
オフィス:03-6447-2201
HP:http://www.sharedtables.jp/
Facebookページ:https://www.facebook.com/sharedtablescafe
シェアハウス「リバーサイドテラス青葉代官山」のHPはコチラ
※英会話レッスンのスケジュールもサイトでご確認下さい。