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先週再オープン! いい意味でなんだか怪しさ漂うモノづくりのアジト「SHED THAT ROARED」

開かずの大きな木製の扉、佇まいが印象的なこちらのお店。

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窓から中を覗くと、古い家具やオブジェ、金属製の部品なんかが雑然と置いてあるのが見えるけどいつもしまっていたので、

何のお店?

と、ず~っと気になっていたのですが、とうとう人の気配が!

長い休業期間を終えて再オープンした様子。

というわけで、早速覘いてきました。

 

店内に入るとカバンがたくさん。(カバン屋さんだったの?)

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にしても、このトートバッグ、

デカっ!

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デカすぎて写り切らないという・・・

引きのショットはこちら。

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「デカい」「デカい」騒いでいると「まぁまぁ、落ち着いてください」と近づいて来てくれたのがスタッフの潮田さん。

 

中目黒新聞

あ、どうも。

しかしまたえらくデカイですね、このトートバッグ。

 

潮田さん

あんまり見かけないサイズですよね。

もともとトートバックは炭鉱夫が石炭を運ぶための袋が起源で、実はこれくらい大きいサイズが当たり前だったんですよ。

 

中目黒新聞

へ~ぇ

いきなりの満点トリビアありがとうございます!

 

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潮田さん

もちろん石炭を運ぶためでなく、お花見とかキャンプ道具とかの大物をざっくり入れたりするにはいいかな、という提案を形にした商品です。

 

中目黒新聞

なるほど、そう言われてみるといろいろな場面で活躍しそうですねぇ。

多少ラフに扱っても全く問題なさそうな頑丈な作りだし、使っているうちに味も出てきてカッコよくなりそうですよね。

 

潮田さん

倉敷の工場で特別に織ってもらった帆布を使っているんですが、長く使っていただき何度か洗濯しているうちにクタッとしてきて、いい感じのユーズド感になりますよ。

 

中目黒新聞

この辺のドットシリーズもかわいいですね。

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潮田さん

このショルダーバッグはシルク印刷のドットもこだわっているのですが、イチバンこだわったのはココです。

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この留め金のピン、これ、ウチのオリジナルなんです。

 

中目黒新聞

ほぇ~、細部まで魂こもってますね!

 

潮田さん

この玉の部分のサイズ感とか裏側部分の形とかで気に入ったものがどうしても見つからなくてですね。

でもこういった部分って、ちょっとした使い心地にすごく影響してくるので妥協はしたくなかったんですよね。

 

中目黒新聞

う~ん、コダワリですねえ。

すごくテンション上がってきました!

潮田さん的な一番のオススメってどれですか?

 

潮田さん

それなら迷わずコレです。

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銀行強盗用カバン!

 

 

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Bank Robber 47,250円

 

 

中目黒新聞

銀行強盗!?

潮田さん、そうだったんすか・・・

 

 

mrshiota

 

潮田さん

いや、そうではなく、アメリカ映画なんかで強盗がカウンターにカバンをバーンと放り投げて、これに金を詰めろ!みたいなシーンありますよね。

そういう場面で出てくるカバンをイメージして「Bank Robber」というネーミングにしただけで、是非普通に使ってください。

 

中目黒新聞

なるほど、なるほど。

かっこいいけど、だいぶ思い切ったネーミングにしちゃうんですね・・・

ちょっとユニークなカバン屋さんなんですね。

 

潮田さん

実は僕らカバン屋さんってワケでもなくて色々・・・

 

中目黒新聞

あ~~~~~~~っ! やっぱり!

奥のスペースの電気の配線とか見たことない道具とかアヤシイ、完全に。

もしかして爆弾作ってるとか?

ほんとに銀行強盗計画してるんじゃないでしょうね?

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潮田さん

いやだから、爆弾は作ってないですけど、色々なモノを作ってるんです。

ウチはもともと内装の設計・施工の仕事をメインでやってきたんですけれど、その分野にこだわらず自分たちが欲しいプロダクトを世の中に出していきたいと考えているんです。

それでお店の奥半分をアトリエスペースにし、お店をやりながら試作品を作ったりしていこうかなと思ってるんですよ。

 

中目黒新聞

なるほど、そういうことですね。

 

潮田さん

カバン以外はまだ、構想中のものが多くてこれからという感じなですが、こんなのもおすすめですよ。

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Wax(80g) 1,890円

 

潮田さん

家具用のワックスで蜜蝋と椿油だけで出来てます。

100%天然成分ということもあって、肌にも優しく、家具に塗り込むとなんともいえない自然な色とツヤが出せるんですよ。

今後は、洋服をかけるフックだとか、そういうちょっとした小物なんかからすこしづつアイテムを充実させていこうかと思っています。

 

中目黒新聞

楽しみにしています!

 

 

お店に置いてあるものは、一見しただけでは気付かない「ありそうでなかった」オリジナルでユニークな魅力に溢れていました。

商品化のための試行錯誤にはかなり時間がかかっているんでしょうね。

 

帰り際、潮田さんが英語の店名「SHED THAT ROARED」の意味を教えてくれました。

 

 

『ガヤガヤと騒々しい小屋』

 

3men

単なるお店というよりは、スタッフやお客さんが集まりワイワイ色々な話をしながら、アイディアを出し合ったり、実際に何かを作ったりする。

そんな「モノ作りのアジト」というような意味が込められているのでは、と感じました。

 

 

(マ)

 

 

SHED THAT ROARED(シェッド ザット ロアード)
住所:東京都目黒区大橋1-1-11 1F
電話:03-6427-8485
営業時間:(木~土)12:00~19:30
HP:http://www.shedthatroared.com/

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