12/10(月)17:00 OPEN! 中目黒「港町バル」。産直食材を多彩なスタイルで。 2012.12.10
12月某日、中目黒駅の近くで打ち合わせを終えた中目黒新聞編集部。
「一杯飲んで帰ろうか」「そうだね」と、いつもの予定調和な会話を交わしながら歩いていると、工事中のお店を発見。
立ち会い中のスタッフさんらしき方に聞いてみると、12/10オープンのバルとのこと。
既に日よけテントには「港町バル」とお洒落なロゴがあしらわれていました。
中目黒の新しいお店オープンのニュースはお伝えしたいということで、図々しくもその場にいらしたオーナーの林さんにお願いしてみました。
中目黒新聞
これこれこういう中目黒随一弱小のウェブマガジンなのでかくかくしかじか・・・取材させてもらえないですかね?(慣れない下手くそな説明すること5分)
お願いします!(土下座)
林さん
え~、全然OKですよ~(スーパー物腰柔らかい)
中目黒新聞
マジッすか!
林さん
ええ、ええ。今は内装もできてないしバタバタしているので、
オープン直前のプレオープンに来てくれませんか?
その時でしたらお料理もお出ししますし、取材していただくにはいいと思うのですがどうですか?(ウルトラ優しい・泣)
中目黒新聞
そ、それは是非是非!
あ、でも、念のため言っておきますけど、よいことばかり書かないかもしれませんよ~(何様でしょうか・・スミマセン・・)
林さん
おわ~、それは怖いな~
でも、とにかくいらっしゃてくださいよ。(もはや神々しい・拝)
というわけで、気さくでフレンドリーなオーナーに快く取材OKをいただいたのみならず、プレオープンにまで潜入させていただけることになりました。
そして数日後のオープン前々日。
まず、お店に入ると左側がカウンター席でワイワイ楽しく飲みたくなるバルのエリア。
コーナーを挟んで奥がテーブルエリアでこちらは落ち着いて食事を楽しめそうな食堂エリア。
コーナーの部分はガラス張りになっており、キッチン越しに双方のエリアを見通すことができ、開放感が演出されています。
そして何より内装というか空間の雰囲気が好き。
お洒落過ぎず、気取り過ぎず、凝り過ぎず、整頓され過ぎず、
とにかく丁度いい、って感じです。
カウンターの向こうはキッチンなわけですが、その距離感がなかなか近め。
シェフやスタッフの方とかなりの接近戦でコミュニケーションが楽しめそうです。
こんなところはバルスタイルの醍醐味かもしれません。
店長でシェフの熱海(あつみ)さんによると、美味しいお料理を提供するのはもちろん、お客様との対話を大切にしていきたいとのこと。
お客様の何気ない会話やお客様同士の会話を、この近い距離感を生かして取り入れることで、共にお店づくりをしていくような「港町バル」にしていきたいそうです。
一通り店内を拝見させていただき、まずはドリンクをオーダー。
産直魚介を使った料理が一押しの「港町バル」ですので、ドリンクは白ワイン!
ということで、本日のグラスワイン白を2種類いただいちゃいました。
左のシャルドネを使ったオーストラリア産GOTHAM(ゴッサム)はピリッとした辛みが爽やかな味わい。
右のイタリアベネチア産のPINOT GRIGIO(ピノグリージォ)も程良く辛みの効いたスッキリした味わいで美味しくいただきました。
グラスワインのラインナップは赤白2種類ずつ、スパークリングが1種類を一杯500円~で提供予定とのこと(現在価格未定)。
ボトルも現時点で60種類以上そろっているそうです。
そしてお料理一品目。
「チケッティ おまかせ5種」 【バル(カウンター)専用メニュー】 850円
思いのほかデカイお皿に盛り沢山です。
逆サイドが見えませんね、、、
なので真上からの写真も。
今日の5種類は、
・アンチョビポテト
・きのこのバルサミコマリネ
・アンチョビ卵
・アンチョビカリフラワー
・ニンジンラペ
・スモークサーモンブルスケッタ
・バジルとエビのブルスケッタ
・赤キャベツのマリネ
あら? 5種類じゃないよね???
シェフの気分でいろいろ出してくれるので、つい5種類以上になることもあるみたいです(笑)
こちらバル(カウンター)専用メニューですが、軽く一杯の時には黒板をチェックし必ず注文したいお得な一品です。
ちなみに3種盛もあり、こちらは500円です。
次にいただいたのはこの時期オススメ・産直のこちら。
宮城県石巻直送! 「新昌(しんしょう)」の牡蠣 ヴァポーレ 4P 1,000円
ヤバイ。
美味すぎる。
素材は宮城県石巻から直送されている「新昌(しんしょう)」というブランド牡蠣。
これをヴァプールというフランス料理の調理法でじっくり数十分低温で蒸し焼きにすることで、生と変わらない、いやそれ以上の美味しさに仕上がっています。
粒は大ぶりで、程よく濃厚でしっかりとした味があり、エシャレットのソースとレモンをあわせていただく美味しさは絶品です。
港町バル名物の牡蠣メニューは他にも「香草パン粉焼き」「ゴルゴンゾーラグラタン」「本日のスペシャル料理法」と多彩。
季節ものの食材でもあり、メニューも変わっていくとなれば、今のうちにコンプリートしたいところです。
続いてもオススメ新鮮魚介のこちら。
宮城県石巻 雄勝(おがつ)の帆立 ブルギニョンバターのオーブン焼 720円
香ってます。
磯の香りと、何ですかね、バターの香りと、焼きたての香ばしい香りが混ざって食欲を刺激します。
食してみると、帆立の身の分厚さに驚きます。
雄勝は東北でも有数の帆立の水揚げを誇る港で、穏やかな海域で育まれた肉厚な帆立が獲れるそうです。
ソースの正体はブルギニヨンバターといい、パセリを練り込んだオリジナルバターだそうです。
この贅沢帆立、中目黒新聞的には帆立史上最強かもしれません。
帆立メニューも港町バル名物ということで、他にシンプルな「オーブン焼き ラヴィゴットソースがけ」や「香草パン粉焼き」「本日のスペシャル料理法」と、いろいろな楽しみ方が用意されています。
なかなかのボリューム感にもう満腹警報が発令されそうです。。 ということで、
最後に「限定メニュー」いただいちゃいました。
エビのマカロニグラタン 780円(限定10食)
説明無理。
皆さんの想像通りのスタンダードなグラタン様です。
でもこの完璧なバランス、王道を行く王様、グラタンofグラタン、上手くお伝えできませんが美味いんです。
限定10食なのでなかなかお目にかかれないかもしれませんが、運よく食べれた時は美味さの秘密をシェフに聞いてみてもよいかもしれません。
最後にサービスショット!
港町バルを満喫し、最後に開店の経緯をオーナーの林さんにうかがいました。
ルーツは宮城県は仙台。
元々仙台で複数のお店を運営されており、ひょんなことから中目黒で出店することになったそうです。
それであればネットワークのある地元の新鮮魚介を使い、東京の人にもその美味しさをお届けしたいと考え行き着いたのが「港町バル」のスタイル。
普段使いはもちろん、いろいろな使い方ができる、便利で美味しい、地域に密着したお店にしていきたいそうです。
今回、オープンのタイミングに中目黒新聞に紹介させていただき、勝手にワクワク感を共有させてもらい、一緒にお店、地域を盛り上げていきたいな~、と改めて感じさせていただきました。
今回はいただけませんでしたが、パスタやピザ、ご飯もの、お肉料理等、他にも食べてみたいメニューが盛り沢山。
仕事帰りに一人でふらりと訪れるもよし、仲間や恋人とワイワイ楽しむもよし、家族で美味しい魚介を存分にいただくもよし。
コスパもなかなかのものですから、気軽に遊びに行きやすいと思いますよ。
(ガ)
今回お店のご厚意で、下記のクーポン画像をプリントアウトしてお店に持参いただくと、ウェルカムドリンクを1杯サービスいただけます。
★ワンドリンククーポン★ (2012/12/31まで)この画像をプリントアウトして来店時提示してください。
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港町バル
住所 東京都目黒区上目黒3-7-8 世拡ビル1F
TEL 03-3713-8081
営業時間
平日 17:00-2:00
金・土・祝前日 17:00-5:00
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