中目黒新聞は中目黒の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

節分は、ほっこり、やさしい豆料理を。【農家のおすそわけ はな豆】

2月最初の行事といえば・・・

「節分」

季節の変わり目、豆のパワーで邪気を払って元気に過ごしましょう♪

ということで、中目黒の豆~なスポットをご紹介!

 

hanamame

 

その名も「農家のおすそわけ はな豆」。

目黒銀座商店街と中目黒GTの裏の通りがクロスする角を駒沢通り方面へ。

駒沢通りを右に曲がってすぐ、木の香りがしてきそうなコチラのお店。

あら、軒先にちょこんとこんなものが。

hanamame

 

「うちのとれたて、どうぞ~」

田舎の一軒家の玄関にポンッと置いていかれる野菜のような、そんな光景が目に浮かびます。

これが「農家のおすそわけ」なのかしら。

お出迎えされるような気分でお店の中へ。

 

hanamame

内装にも杉材がふんだんに使われて、ゆったり空間が広がります。

カウンターの椅子には漬物の樽を活用していて、まさにおばあちゃんの家みたいな、の~んびりした雰囲気。

 

さぁさぁ、やはり店名に「豆」とあるからには、豆へのこだわりがきっとあるはず!

オーナーの三原葉子さんに尋ねてみました。

 

中目黒新聞

はな豆」というお名前は、やはり豆にこだわりがあったからなんですか?

 

三原さん

2011年にレコールバンタンという中目黒にある調理学校を出てからお店を始めたんですが、野菜ソムリエの友人が山梨県の清里で主に「花豆」という品種の豆を作っている農家なんです。

遊びに行くと、大きなテーブルいっぱいにおばあちゃんお手製の料理が並んでいる、そんな食卓の料理が理想だったので「はな豆」という名前を付けました。

お店の軒先に飾っているのも花豆ですよ。

hanamame

 

 

まずは一品目に「本日のおそうざい六点盛り(980円)」を注文してみます。

hanamame

 

中目黒新聞

たしかに~。日替わりのおそうざい盛りなんかは、高野豆腐に手づくりこんにゃく、カボチャのサラダなどなど、久々に実家に帰ったときの食卓を凝縮したかんじですね。

た~んと食べなさい!みたいな。

あ~、おいしい~、癒されるな~。

あとはやっぱり、節分のこの時期は豆のお料理も充実しているんですか?

 

三原さん

今年は節分の前後、2月1日(金)~10日(日)を

「豆フェア」

にして、豆料理を充実させます。

 

中目黒新聞

ほ~、見逃せない10日間になりそう。

ところで、一口に「豆」といっても色々ありますよね。大豆とか、小豆とか?

 

三原さん

そうですね~、こんなかんじで。

hanamame

 

中目黒新聞

わお、カラフルな豆~♪

こんなにいろんな色や模様があるんですね。初めて見ました!

 

と、ここで注文していた「菜彩鶏の手羽先とシャチ豆のカレー(630円)」をいただきます。

hanamame

 

三原さん

このカレーにはトロトロになるまで煮込んだ鶏の手羽肉と、「シャチ豆」という豆を使っています。

 

中目黒新聞

・・・ シャ、シャチ豆?

 

hanamame

 

中目黒新聞

お~、いろいろ想像しちゃいましたけど、なるほどなるほど!

 

三原さん

豆の模様がシャチみたいでしょ。

「パンダ豆」とも呼ばれていますね。

目が付いてるみたいで見ためもカワイイし、いろんな豆があるからサラダにも入れています。

 

と、ここでそのサラダが登場。

hanamame

醤油麹のドレッシングで頂く「豆と辛子水菜のサラダ(シャチ豆&大豆)」です。

 

中目黒新聞

シャチ豆と大豆、水菜、ドレッシングの相性が抜群ですね。

いろんな意味でシャチ豆ファンになってしまいそう。

 

三原さん

シャチ豆は、おそうざいと生野菜が食べ放題の「ランチ」にもたまに登場しますよ。

 

中目黒新聞

へ~、お昼もシャチ豆ちゃんに会えるなんて素敵。

今度はランチにもお邪魔しよ~っと。

 

ん?

 

ちょっと待ってください。

三原さん、さっき何て言いました?

『おそうざいと生野菜が食べ放題の「ランチ」』

って言いました?

 

三原さん

ええ、そうですよ。

 

中目黒新聞

それは聞き捨てならない重要証言ですね~

ランチはおそうざいと生野菜が食べ放題なんて、素敵すぎて女子的にはグッときちゃいます~♪

 

■ランチ情報:本日のおかず、五分づきごはん、田舎汁、食べ放題のおそうざい&生野菜で1290円とのこと

 

中目黒新聞

定番のオススメの豆料理というとどんなものがあるのですか?

 

三原さん

「大豆つくね(630円)」は定番です。

おうちで大豆の五目煮を作ると、余ったりしますよね。

それと鶏のひき肉をミキサーにかけてアレンジするといいよね~というアイデアから生まれたメニューです。

hanamame

 

三原さん

それと「黒豆ごはん」も素朴な味でオススメです。

黒豆なんだけど、紫色のお赤飯みたいなきれいな色になって。

黒豆のこの色はポリフェノールによるもので、免疫力アップにも良いそうです。

フライパンで軽く煎ってご飯と炊くだけという、素材が活かされた調理をしています。

hanamame

 

中目黒新聞

おぉ~。雑穀米とか赤飯みたいに、カラダに良さそうなごはんですね◎

デザートにも豆を使ったものはありますが?

 

三原さん

豆フェアの間は「小豆ぜんざい(530円)」や「豆乳プリン花豆添え」など、豆スイーツもご用意しています。

hanamame

豆はタンパク質が豊富で食物繊維もあるし、大豆にはイソフラボン(女性ホルモンと同じ働きをする)も含まれているので、女性にやさしい食材と言えますね。

 

★2月2日(土)夜は、おみやげとして豆まき用のプチ福豆がプレゼントされるそうです。

 

三原さん

あとは黒板にも書いているんですが、基本的には人柄の分かる農家さんから食材を仕入れたいと思っています。

hanamame

仕入れ先のほとんどが野菜ソムリエの友人やそのお父さん、こうやってお店をやっているとお客様から紹介して頂くこともあるし、いろんなつながりができるのは楽しいなぁと思いますね。

 

顔の見える農家さんから仕入れる食材を丁寧に調理して振る舞われる“おばあちゃんちの味”、ほんっと癒されます。気持ちが豊かになりますね~

 

節分に合わせた豆フェアの他も、お品書きにはほっこり家庭料理が並びます。

hanamame

ひこま豚と野菜の蒸し鍋(2400円/2人前)

 

hanamame

新玉葱と北海道産シシャモの南蛮漬け(980円)

 

季節の変わり目はちょっとカラダのことを思いやりつつ、のんびりホッと過ごした~いというときや、ひとりで食べるちゃんとごはん、の一軒としてもどうぞ♪

 

 

(ち)

 

 

農家のおすそわけ はな豆
住所:東京都目黒区上目黒2-10-8 1F
電話:03-6303-4218
営業時間:昼 11:30~14:30  夜 18:00~22:30 (LO.22:00)
定休日:月曜日・第1日曜日
HP:http://www.hanamame.net/

hanamame

 

Share (facebook)

中目黒マップ

中目黒新聞で紹介された情報を紹介しています。