「DAYS」きっと貴方もファンになる。料理・空間・人に心ほぐれるカジュアルイタリアンがOPEN! 2013.11.28
またも、某お店のタレコミ侍から「新進気鋭の新店ありますょw」というタレコミ。
実際に訪問すると、なるほどタレコミ通りの素敵なお店で、あまりの居心地よさに取材時間の最長記録を更新しちゃいました。
そのお店は、中目黒駅から徒歩2~3分、目黒川を越えてすぐの場所に10月にオープンした「Italian Restaurant DAYS」。
外観からして期待感高まりますね。
さあみなさん、惚れてしまう準備はできましたか?
まずは店内をご紹介。
白い壁とコンクリート打ちっぱなしの壁に、木のカウンターやテーブル、イス、厨房のステンレスなど、複数の素材感が調和したナチュラル&モダンなテイストの店内。
インテリアのアクセントにもなっている、ゴムの木やオリーブなどの観葉植物などのグリーンやペンダントライトの優しい光が癒しを与えてくれるステキな空間です。
席数もカウンター合わせると30席ほどもあり、思ったより広いんです。
さらに、天井は高く、ドライエリアもあったりと、開放感を感じる店内はゆったりくつろげる感じ。
ん~、中目黒新聞的にはかなりツボです。
というか、多くの人にとっても「あ、なんかいいね」と思う、アノ感じです。
■代々木上原「LIFE」のDNAと、妥協のない店づくり。
オーナーシェフの阿部さんは、代々木上原のイタリアンレストラン「LIFE」で9年勤めたのちにDAYSをオープン。
阿部さんはLIFEのオーナー・相場 正一郎さんを師匠と慕っているそうで、DAYSもどこか“LIFEの空気”をまとったお店になっているようです。
中目黒新聞
阿部さん、ずいぶんステキなお店ですね!
お若いのにスゴイな~、独立したキッカケを教えてください。
阿部さん
いつかは独立したいと思っていて、LIFEを卒業した後ももう少し経験を積んだほうがいいかな、とも思っていました。
でも、レストランを経営しながら趣味を楽しみ、家族をとても大事にするという相場さんの実践されているスタイル以外に目標とするものが見当たりませんでした。
それで、できるうちに早く独立しようと思ったんです。
30歳となった今年を「子供も生まれて、店もはじめて、すごい一年ですよ(笑)」と語る阿部さん。
オープン準備中からずっと、ちゃんとしたお休みはとっていないのだそう。
中目黒新聞
まったく休んでいないなんて! きつくないですか?
阿部さん
体はきついですが、自分の夢を形にできた喜びが上回っていて、毎日が楽しいですよ。
でもこの前初めてディナータイムだけお休みをいただいてフラッとCDを買いに行かせてもらったのですが、お店で流すCD探しに没頭しちゃいました(笑)。
中目黒新聞
それ、休んでないじゃないですか(笑)
中目黒新聞
しかしおしゃれな内装ですね。
テーブルとかイスはもちろん、使っている材料なんかもイイものなんじゃないですか?
阿部さん
実はデザインは自分で考えたんですよ、というのも空間づくりは妥協したくなかったんです。
幸いなことにたくさんの方のお力添えをいただけたので、イメージとおりのお店ができてみなさんに感謝しています。
中目黒新聞
あの奥のソファ、さっき座らせてもらいましたが絶対イイものですよね?
阿部さん
そうなんです、知る人ぞ知る「TRUCK」のものなんです。
憧れのソファだったのですが、知り合いのお店から格安で譲ってもらえたんですよ。
自分のお店に置けるのはまだ先かと思っていたのでラッキーでした。
中目黒新聞
ほ~、そうなんですね。
細部に至るまでかなりこだわっていることはビシビシ伝わってくるのですが何故ですか?。
阿部さん
やっぱりお客様に心地よく過ごしていただきたいんですよね。
僕は料理人ですがホール業務も好きで、接客もやらせてもらっています。
料理だけではなくて接客も空間も含めてお店のサービスですし、お客様にはすべての面で楽しんでいただきたいと思っています。
店内には阿部さんが“人と人のつながりの中で出会ったイイもの”もインテリアに。
例えばこちらはLIFE時代にお店でライブを開催して以来、すっかりファンになってしまったというアーティスト・tricolorさんのCD。
お店には優しいアイリッシュミュージックが流れます。
こちらのシルバー系の葉っぱがスタイリッシュなゴムの木は、仲間が開店祝いに贈ってくれたもの。
カウンターに並ぶ本は「TRUCK」の作品集や「LIFE」のレシピ本など、やはり阿部さんにまつわるもの。
ポートランド発のライフスタイル誌『KINFOLK日本版』は、編集のコンセプトが「DAYS」のコンセプトとシンクロしています。
そして「DAYS」のロゴはLOTA PRODUKTの香菜子さんによるもの。
阿部さんの想いが形になったシンプルだけどキャッチ―なカッコカワイイ ロゴですね。
そして、ホールマネージャーの藤田さんも着用されているユニフォームは、デイリーウェアブランド「スタジオオリベ」のもの。
開店を控えたある日、突然「服あげるから来なよ」とメールをもらい、シャツやカーゴパンツをそろえたのだとか。
インテリアも、植物も、BGMも、制服も、阿部さんの妥協することなく追求した想いと、みんなの想いが詰まった「DAYS」という空間。
10年経っても新たな想いと味わいが加わり、一層魅力が増しそうな予感ですよ。
■毎日食べたくなる、体にやさしいイタリアン
「DAYS」の店名は、日々の食事とともにありたい、という阿部さんの想いから。
そしてお料理のテーマは「手作りで体にやさしい、毎日食べたくなるカジュアルなイタリアン」
まずはドリンクからいただきます。
オーガニックワイン「SARTORI SOAVE」グラス600円 (カラフェ 2,300円 / ボトル 2,900円)
オープン前に試飲会を実施し厳選したラインナップより、グラス600円という嬉しい設定のオーガニックワインをいただきます。
白は軽やかな甘みが広がるさっぱりとした味で、クイクイ飲めちゃいます。
立て続けに赤もお試し。
オーガニックワイン「SARTORI CABERNET DELLE VENEZIE」グラス600円 (カラフェ 2,300円 / ボトル 2,900円)
スルスルっとグラスを回すとフルーティーな香りがグラスからしっかり漂います。
酸味はあるけどエグみは感じないので飲み易く、この後いただいたお料理とも相性抜群でしたよ。
そして、いよいよお料理の出番ですが、まずは前菜ですね。
前菜の盛り合わせM(2人前)1,300円 (4人前は2,200円)
パルマ産生ハム、イタリアオムレツのフリッタータ、ソーセージのグリル、クリームチーズが塗られたバゲット、ルッコラのサラダ。
オーソドックスな食材がキラキラに輝いていますよ!
そして食材のよさを引き立たせるような丁寧な仕上げがされているんでしょうね、見た目通り美味しいんですよ、コレが。
特にお気に入りは、たっぷりのクリームチーズと胡椒で甘みが引き立てられたバゲット。
このコンビネーション好きだな~
お次はメニューを見ていてどうしても食べてみたいと思ったパスタ。
だって、
レモンとミントのバターソースですよ!?
しかも看板メニューのひとつでもあるというこなので食べずにはいられませんね。
ホカホカに温められた取り皿と一緒に登場したその姿がコチラ。
レモンとミントのバターソース(生パスタ) 1,200円
おっ!イメージ通りの爽やかなルックスはとってもキレイ!
で、お味のほうは、というと・・・
美味っしぃーーー(驚)!
思わずニヤリとしてしまう、いい意味でやられました、という感覚。
レモンとミントとバターってどんなだろうと正直疑惑を持っていましたが、とんでもなく美味しいじゃないですか~
パルミジャーノチーズの味と爽やかなレモンとミントが奏でる絶妙なハーモニーがたまりません。
しかも幅広いタリアテッレのもちもちの生パスタの食感と、しっかりとした味のあるパルミジャーノチーズのおかげで、思いのほか食べごたえもあるんです。
阿部さん曰く、イタリアンの伝統の味であるバターソースをカジュアルにアレンジし、
“新しい味でもしっかり美味しくハードルは高くないパスタ”になっているとのこと。
中目黒新聞、この記事を書きながら、今すぐ食べにいきたいくらいこのパスタのファンになりました。
そして、イタリアンで前菜→パスタとくれば、はいそうです、ピザ、いやピッツァの出番です。
ピッツァは一転して王道中の王道をお願いしてみました。
マルゲリータ 1,200円
ご覧ください、この生地のボリューム、お皿を完全にはみ出してます!
そしてたっぷりのトマトとチーズ、そしてバジルのバランス感にイイ感じのちょい焦げ具合。
たまりません、美しきマルゲリータ。
もう一回実況します。
カリッと焦げたふわふわの耳ともっちもちの生地。
酸味が香るフレッシュなトマトソース。
重量感のあるとろ~りモッツァレラ。
シャキっとフレッシュにアクセントのきいたバジル。
贅沢かつ繊細にまぶされたパルミジャーノチーズ。
「マルゲリータ イル ピュ アルト!(Margherita, il più alto! )=マルゲリータ最高!」
また、阿部さんや藤田さんがさり気な~くテーブルの状況なんかを見てくれていて、絶妙なタイミングでオーダーを取りに来てくれたり、お料理のことを教えてくれたり、ナチュラルに対応してくれるんです。
取材中こんなシーンがありまして、中目黒新聞が美味しさに没頭しすぎてマルゲリータのトマトを服に付けてしまったんです。
「やっちまった~」と思った時には、さっきまでキッチンにいた阿部さんがテーブル脇にいて、「炭酸水でポンポンしておくとキレイに落ちますよ」ですって!
ん~、ステキです❤
阿部さんのステキフォローのおかげで、服を汚してしまった不安が解消され、メインのお料理に集中できますよ。
もうだいぶお腹はふくれてきましたが、なんでしょうね、このまだ食べたいという欲求は(笑)
そして、殿(しんがり)は阿部さんこだわりの豚さんです!
ブランドポーク「プラチナポーク(白金豚)」
プラチナポークのグリル 1,500円
これほど輝いているポーク、初めて見ましたよ!
銘柄豚「プラチナポーク(白金豚)」は岩手の広大な大地の恵みを受けて育てられた極上のポークだそうで、阿部さんが「プラチナポークだけは譲れなかった」と話すほど惚れ込んでいるもの。
柔らかいけれど適度な食感があり、ジューシーでまろやか。
完璧な焼き具合と相まって、さっきまでの満腹感が嘘のようにパクパク・モグモグ平らげてしまいました。
美味しい料理の連発とホスピタリティあるサービス、ステキな空間に「もう食べられないよ~」とうっとりしているところに、注文したことを忘れていたデザートが。
クルミ入りセミフレッド 500円
ふわふわ&サクサク&クリーミーなイタリアのアイス。
なんですか、この見た目も味もオシャレな感じ。
甘すぎないアイスに、ごろっと入ったクルミがやみつきになりそうです。
そしてドリンクのカウンターでは気合いの入った表情の藤田さんが、
エスプレッソを抽出してくれていました。
エスプレッソ 400円
シャキッとする〆の一杯。
最初から最後まで、イタリアンをしっかり満喫しました!
■きっとみんなファンになってしまうお店
阿部さんの下のお名前は「朝陽(ともあき)」さん。
その名の通り、明るく、まわりの人をハッピーに照らすパワーを持った阿部さんにぴったりですね。
そしてその阿部さんがつくる「DAYS」というお店。
美味しくて、心地よくて、ほっとしてしまうこの空間、すっかりファンになってしまいました。
ちなみにお一人様でもDAYSのお料理を満喫できる嬉しいメニューが!
前菜2種・ボリュームサラダ・パスタが楽しめる「パスタプレート 1,350円」と、
パン・メインがプラスされた「メインプレート 1,550円」。
一人で前菜もパスタもメインも食べたいけど一人で平らげるのは勇気いりますよね。
でもすべてをちょっとずつ味わえるという夢のようなプレートなんです!
さらにパパ、ママ、キッズ、ドッグたちにも嬉しいお知らせが。
ベビーチェアもあってキッズの来店はもちろん、一部の席はワンちゃんもOKだそうです。
あ、そうそう、
ランチもやっていますよ!
昼も夜も、普段使いにもデートにも、はたまたこの時期は忘年会・新年会プランも用意されていますので、いろいろなシーンで頼りになる「DAYS」
そして一度行ったら毎日行きたくなる、そんな「DAYS」の今後に益々期待大です!
最後に、
太っ腹な特典をいただきました!
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ディナータイム来店時に「中目黒新聞を見た」と伝えていただくと、
お一人様ドリンク×2杯サービス!!!
※ディナータイムにお食事をされる方のみ/2013年12月末日まで
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2杯って、なかなかいただけない特典、いろんな意味でもうどうなっても知りませんよ(笑)
みなさん、これは今すぐ走って行くしかありませんね!
Italian Restaurant DAYS
所在地:東京都目黒区上目黒1-4-2 アジールコフレ中目黒101
TEL:03-6451-2451
定休日:不定休 ※Facebookページ・店内掲示にて案内
営業時間:LUNCH 11:45 – 15:00 [LO 14:30 ]/DINNER 18:00 – 23:30 [ LO 22:30 ]
Web site:http://days-b.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/pages/Italian-Restaurant-DAYS/425120454272545