「Fifth General Store」ただの古着屋さんじゃない!? メンズもウィメンズも、ヴィンテージもリメイクも、古くて新しいアイテム満載。 2014.2.7
ファッションアプリ、Staff Snapとのコラボレーションでお送りする取材企画第3弾。
今回取り上げるのは、中目黒駅近くにオープンして2年、それ以来新しいかたちのヴィンテージショップを提案し続ける「Fifth General Store」。
元々、アメリカの西海岸で古着のディーラーをしていたオーナーが2年前にスタートさせたこちらのショップ。
アメリカやヨーロッパの古着の他に、それらを現代風のシルエットにリメイクしたアイテム、各国のローカルなブランドの小物など、他では手に入らないレアアイテムがラインナップされていて、訪れる度に新しい発見があるんです。
中目黒新聞
本日取材に対応してくださるのは・・・
オーナー
僕とうちの河野で。
あ、写真は河野メインでお願いします。
河野さん
よろしくお願いします。
中目黒新聞
よ、よろしくお願いします。
(カ、カワイイ・・・)
古着屋さんのイメージからかけ離れた可憐さ!
そう、Fifth General Storeのアイテムの4割くらいはウィメンズ。
男性だけでなく、古着をさり気なく取り入れるオシャレ女子もユーザーなんでしょうか。
河野さん
女性のお客様もたくさんいらっしゃいます。
メンズの古着を完璧に着こなしている女性のお客様もいて「ハイセンスすぎる!」とびっくりします。
中目黒新聞
そんなかっちょいい女子、たまらんですね。
ところで、こちらのショップは従来の古着屋さんのイメージとちょっと違って、明るく、とても入りやすいですね。
オーナー
海外ではこういうイメージの古着屋もいくつかあったので、それを日本でやりたいと思っていたんですよね。
自分の経験や感性をもとに、今の時代に求められる新しい提案をしたいと思っています。
ヴィンテージにはオシャレな可能性が詰まっていると思うので(笑)
中目黒新聞
なるほどですね~
セレクトされた商品やお店自体から強いこだわりが伝わってきますが、ブログの写真もとても綺麗ですよね。
河野さん
ありがとうございます。
一部の写真は、海外で入手したヴィンテージのフィルムカメラを使って撮影しているので、独特の味わいが出るんですよね。
でも私はぜんぜんカメラに詳しくないので、目下修行中です(笑)
中目黒新聞
全然大丈夫です!
って、さり気なくライカとかローライじゃないですか!流石ですね。
オーナー
ガレージセールとかでたまたま安く手に入れたものばかりなんですが、ローライフレックスの二眼はちょっと反則技も駆使して入手したラッキーアイテムなんです。
中目黒新聞
しかし店内の雰囲気いいですね、居れば居るほど落ち着くというか。
完成度の高さと同時に、手作りっぽさを感じるのは気のせいでしょうか?
オーナー
もともと駐車場だった場所を、ほとんどDIYで今のショップのかたちにしました。
たとえばこのデッカイカウンターも、アメリカから持って帰ってきて・・・
中目黒新聞
え~、こんなに巨大なものをどうやって?
オーナー
アメリカではアメリカ人のデカい友人たちに、日本では日本人のデカい友人たちに手伝ってもらって(笑)。
中目黒新聞
オーナーのまわりにはデッカイ仲間がたくさんいるんですね。
オーナー
アハハ、真面目な話、到着まで6カ月かかり、購入した金額より送料・保管費のほうが高くつき、おまけに腰痛を患いました(笑)
中目黒新聞
あらららら、それは大変でしたね、けどその甲斐があったと思えるカッコよさですよ!
さて、そろそろ商品を紹介しなきゃですね。
このノートパッド、見たことないものですが素敵オーラ放ってますね~
ノートパッド/OTIS SERIES NOTERAP 2,280円
オーナー
このメモパッドはフィラデルフィアの小さい本屋さんみたいなアンティークショップがオリジナルで作っているんですよ。
1950年代のエンジニアノートをモチーフにしていて、日本初上陸モノです。
中目黒新聞
なんだかメモしたくなる雰囲気出してますね~、これだったら今よりメモ癖がつくかも。
こちらのバッグもオモシロイですねー、文字が刺繍で綴られている!
Thank youバッグ 3,980円
オーナー
大人気のThank Youバッグです。
サンフランシスコのアーティストが製作したもので、ポリエステルの生地に刺繍を施しています。
2013年にサンフランシスコ市でスーパーマーケットでのビニール袋の配布が禁止され、アメリカのアイコン的なビニール袋を再利用可能な素材でバッグにしちゃった、というアートな代物です。
中目黒新聞
古き良きアメリカを新しいかたちで楽しむというか、使うことでハッピーな気分になれそうですね。
このクラッチバッグはリメイクですか?
Original Remake Cluchbag 6,980円
オーナー
はい、ヴィンテージの生地を使ってリメイクしたオリジナル物です。
とても評判ですぐ売れちゃうんですよね。
中目黒新聞
最近クラッチ持ってるオシャレな若い人、多いですもんね。
やっぱりお店にくるお客様は古着好きの方が多いのですか?
オーナー
うちのお客様は老若男女、様々な方がいらっしゃいますが、オシャレ好きな普段古着を買わないような方が意外と多いんですよ。
河野さん
そうそう、シティボーイ&シティガールです(笑)
中目黒新聞
ほう、そうなんですね。
でも意外といえば、お店の場所が意外なところにありますよね、川沿いエリアでもないし、目指してこないと辿りつかないような。
オーナー
そうなんですよ、この場をお借りしてPRさせてください。
中目黒GTタワーのセブン-イレブンの近くですよー!
中目黒新聞
中目黒駅からめぎん方面に向かい徒歩2分と、とても駅近ですよね。
ところで商品をセレクトするときの基準はあるのですか?
オーナー
古着でも今のトレンドを外さないアイテムを提案したいと思っています。
リメイクするのもそれが理由で、当然ですけど古着ってシルエットなどが古いですからね。
これまでのようなヴィンテージ好きの価値観もアリだし、今はそれに加えて多様化していると思いますよ。
まあ僕も飽き性なんで、次から次へ新しいことをしたくなるんですが。
この内装ももう変えたい(笑)
あ、このランプはイチ推しです。
チェコスロバキアのアイテムなんですが、リペイントしたり電球やコードも替えているんです。
卓上で使えるミリタリーのライトって珍しいですよ。
ミリタリーデスクライト 25,800円~
中目黒新聞
へ~、シンプルだけど存在感のあるライトですね。
ウェアもオススメ教えてもらってよいですか?
河野さん
このスティッチを見るとハンドメイドだと思うんですが、なぜかシャネルのボタンがついてるんですよね。
あっ!よく見たらシャネルじゃないかも、シャネル風(笑)
Vintage 1970~1980’s Wool Blazer Jacket 19,800円
中目黒新聞
ちょっと着てみてほしいです。
河野さん
わたし、これはたぶん似合わない!(笑) 一応着てみますけど・・・
中目黒新聞
これって着こなすのけっこう難しそうですが、あえて授業参観っぽく着るのが良さそう?
オーナー
たぶんそうやって着るのが正解だと思いますよ。
(試しに羽織ってみた河野さんを見て)悪くないけどねー、写真はやめとこうか(笑)
河野さん
だから言ったんですよー(笑)
でも今日わたしが着てきたバブアーはカワイイはず!
私物(Barbourのジャケット/Fifth General Storeで購入)
中目黒新聞
か、かわゆい・・・
発色のよいピンクのスカートとめちゃくちゃ良い組み合わせ、流石です。
河野さん
ありがとうございます!
中目黒新聞
女性がバブアー(※イギリスの伝統的なオイルドジャケットのメーカー)着ちゃうって新鮮で素敵だと思います。
ではメンズは何着たらいいかんじですか?
オーナー
メンズではこちらがオススメです。
軍物のコートでリメイクかけてるアイテムです。
Vintage 1960’s US military HBT Work Coat 13,800円
中目黒新聞
こういうコート、新しいブランドが出していそう・・・ まさに古着のポテンシャルが炸裂したアイテムですね。
オーナー
Shuronの眼鏡もオススメです。
Shuronの眼鏡 左:15,800円 右:14,800円
中目黒新聞
昔のハリウッドスターがかけてそうなクラシックな雰囲気ですね。
そして思ったほど高くないですね。
オーナー
いわゆるお洒落眼鏡ブランドではないんですが、ちょっと本気な感じが今の気分なのではないかと思いますよ。
SHURON(シュロン)は、1865年創業のアメリカを代表する老舗アイウェア・ブランドで、アメリカンオプティカル、ボシュロムと並びアメリカ3大メーカーと称され、クラシックなデザインを作り 続けているメーカーです。
現在でも人気のあるブロウタイプはこのシェロン社によって1947年によって初めてデザインされ、後にマルコムXなども愛用されています。
中目黒新聞
やはりただ者ではなかったわけですね。
そういうストーリーを知って使うことができると、一層愛着がわきそうですね。
それでは最後の質問なんですが、今後このお店でやりたいことを教えてくれますか?
オーナー
やっぱり日本にないものを取り入れたいな、と思うので・・・
これからは髭グッズですかね(笑)
女性とか子供に嫌がられないために髭をやわらかくするトリートメントとか。
ファッション好きってなぜか髭を生やしている人が多いし、支持してもらえそうな予感ありなんですよ。
中目黒新聞
たしかにそれ、すごく欲しいです!
ふわふわの髭でモテモテなシナリオが見えるようですよ。
というわけで、最近自分のファッションが退屈だなーと思ったら是非 Fifth General Store へ。
メンズもウィメンズも、ウェアも雑貨も、アクセサリーもシューズも、ヴィンテージもリメイクも。
古き良きなんだけど今な気分のこだわりアイテム満載ですよ。
Fifth General Store
所在地:目黒区上目黒2-13-3 井内ビル1F裏
TEL:03-6303-0465
営業時間:月〜金 14:00〜22:00/土日・祝日 13:00〜22:00
ウェブサイト:http://www.fifth-general-store.jp/
ブログ:http://www.fifth-blog.com/
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