「鉄板バル SOURCE」フラッと立ち寄れるコスパ最強の“お好み焼き×ワイン”は朝5時まで!一人飲みにも◎ 2014.3.25
グルメ激戦区・中目黒を日々パトロールする中目黒新聞。
またまた「これはやられたわぁ~!」と唸るお店と出会ってしまいました。
中目黒駅からほど近く、目黒銀座商店街の入口付近をちょちょいと曲がると、見えてくるのが目印の大きな提灯!
2013年7月オープンの
「鉄板バル SOURCE(ソース)」
こちらのお店に足繁く通われているという、関西出身の読者Uさんより熱烈にオススメされてやってきました。
店内に入ると、キッチンを中心としたコの字型のカウンターが広がります。
明るい照明、明るい木のカウンターでカジュアル&おしゃれな雰囲気です。
“お好み焼き屋さん”的なコテコテ感とは一味違います。
入口右手には厚手のビニールカーテンに覆われたクローゼットがあり、コートなどを預けることができます。
上着にニオイがつけずに帰れる、これは特に女性には嬉しいサービスですね。
■1人2,000円で大満足!そしてなんと朝5時まで
お好み焼きはときどき無性に食べたくなるけど、「お好み焼き屋さん」って意外と気軽に足を運べないんですよね。
心と体を「ビール&お好み焼き&焼きそば&もんじゃ」のコンディションに整えないといけないから、誰かに誘われたときとか、どうしようもなくお好みソースが恋しくなったときにしか行かない場所・・・
身近な印象の食べ物ですが、意外と年に数回も食べないな~という方、多いのではないでしょうか。
そんな近くて遠い存在を「鉄板バル SOURCE」は身近な存在に変えてくれそうです。
「ちょっと食べたいな」というワガママ東京人の欲求にとんでもない使い勝手のよさで応えてくれるのです!
本場大阪の好み焼きはもちろん鉄板焼メニューやおつまみも充実!
しかも、どれも安い!
(一番高いフードメニューでなんと750円!)
さらに、おいしくて、いろいろなワインが飲めて、チャージなしで、朝5時までやってるお店!
ってまずないでしょ!?
中目黒の飲食店の方々がごひいきにするのもうなずけるってもんです。
ちなみに今回の取材、二人で飲んで・食べて、お腹いっぱいになり、
お会計が一人2,500円いかなかったんですよっ!
取材ということで多めにお料理を頼んでこの金額ということは、サクッと立ち寄り軽く一杯とおつまみとお腹にたまるものを頼んでも一人2,000円で大満足できちゃうであろう驚愕のコスパです!
今回お話をうかがったのは、鉄板でいろいろな食材を自在に焼きあげる気合いの入り方が最初ちょっと近寄りがたかったけど話したら温かったオーナー来田(ライタ)さんと、
気さくなお兄さん!な店長の藪本(やぶもと)さん。
中目黒新聞
もともと大阪でやられていたお店なんですよね。
藪本さん
はい、大阪の天神橋にある1号店は、お好み焼きのテイクアウトとカウンターバーというカジュアルな雰囲気のお店でして、2号店はタイをつけたバーテンがシェイカー振っているようなカッチリしたバーです。
3年前に東京で初めて高円寺に3号店をオープンして、こちらは4号店です。
中目黒新聞
お好み焼きとバー・バルの組み合わせって珍しいと思うのですが、どうしてこの組み合わせなんですか?
来田さん
もともと自分の実家がお好み焼き屋で、それとは別にバーをやっていたんですよ。
で、くっつけてみたら面白いんじゃないか、と(笑)
今まではお好み焼きしか出していなかったんですが、この中目黒の4号店は初めてフードに力を入れているんです。
中目黒新聞
お好み焼き以外のラインナップが、普通の居酒屋メニューとはちょっと違いますよね。
来田さん
そうですね、だってすべて思いつきに近いですから(笑)
昔厨房やってたときの感覚を頼りに捻り出した感じですね。
謙遜してそうおっしゃってますが、実は緻密に計算されたメニュー構成なのかもしれませんよ。
いよいよ実食です。
■いちいちテンションが上がる風変わりメニュー
それではまず、とりあえず生、の「カールスバーグ生(500円)」と、
呑んべえには嬉しい「国産ワインをグラスなみなみ!!」な「ワイなみ(390円)」でカンパイ!
くは~、気取らないかんじでカンパイできて、今日は楽しい取材になりそうですよ。
お料理は、40年もののぬか床で漬けているという「自家製ぬか漬(250円)」からスタート。
中目黒新聞
美味~い!安定感のある味で癒されますね。
でも、40年もののぬか床って・・・?
来田さん
1号店のとなりが漬物屋さんだったのですが、お店を閉められることになり、その時にぬか床を分けてもらったんです。
藪田が毎日愛情込めてグリグリかき回してます(笑)
お次は「リアル海老せん(1尾250円)」
関西風イカ焼き専用プレスマシンにチェックインした海老さんが、
数分経ってチェックアウトする時にはこうなって、
こうなって、
こうなる!
MacBook Airよりエアリーな仕上がり。
プレスする前に振り掛けられた塩が海老の甘みを引き立たせ、同時に抜群香ばしさがたまりません!
薄さやパリパリ感というより、見た目以上の厚みとしっかりとした歯ごたえをかんじます。
こんなの初めて!! 「せっかくプレスマシンがあるのでいろいろ挟んでみたら、海老が美味しかったんです」と来田さん。
さてさて、お次は大阪名物でお店でも大人気の「どて焼き(350円)」。
どて焼き・・・・・・?
と首をかしげていた中目黒新聞、牛すじを白味噌で煮込んだコクのある濃いめの味は初体験!
このお酒がすすむかんじがいいですね~~!
こちらは「ミックスチーズ焼き(450円)」。
ピザ?
とろけるチーズとチェダーチーズをミックスしてバターであぶったものが表面全体にたっぷりですよ。
コクのあるやわらかチーズにコショウがアクセントになっていて、止まらないんです!
チーズをシンプルに焼いただけのはずなのにこんなに美味しいとはどうなってるんでしょう?
さらに、そのフレーズの懐かしさに惹かれ注文したのが「赤ウインナー 300円」。
1本1本が大きくて、本数も多い!
値段からのイメージを軽く裏切られた赤ウインナーは、鉄板でじっくり火を通すことで感動的な美味しさMAXに。
■頼まずにはいられない、鉄板バルのメインディッシュたち
そろそろおつまみメニューから、ソースが恋しくなるタイミング。
相変わらず来田さんは目の前の鉄板でおいしそうな何かを焼いています。
見てたら頼まずにはいられなくなってしまうんですよね。
ということで、頼んじゃいました。
まずは人気の「ミルフィーユ豚平(500円) ※チーズ+100円」から。
層になった豚肉、ふんわりやわらかい卵、甘いソース、たっぷりのネギが見事なバランスです。
甘すぎず、しょっぱすぎず、ネギと卵と豚肉の歯ごたえがちょうどいい!
ミルフィーユにするとこんなに満足度がアップするんですね。
そしてそして~~、やってきました、
「Mix(豚・イカ入)(550円)」!
おかかが踊っております!
マヨネーズをかけるかどうかは注文時に聞いてくれるのでお好みでどうぞ!
見よ、この厚みとふんわり感!
これで550円ってかなり安くないですか!?
来田さん
大阪でも安いほうですね。お好み焼きを、たまに食べるものではなく、しょっちゅう食べる日常の食べ物にしてほしかったのでこの値段にしました。
中目黒新聞
すっごくありがたいですそれ!
グラスワインとお好み焼き1枚で1,000円くらいでフラッと立ち寄れるんだったら、こんなにありがたいことないです!
それにしても美味いんです!
東京人の中目黒新聞、お恥ずかしながらお好み焼きにはそこまで詳しくないですが、ずっしりとした厚み、だけど重たくないほわほわとしたやわらかさ、そして迫り来る豚とイカの存在感に自然と顔がにやけてました。
奇をてらわず、シンプルでおいしいお好み焼きってこういうことなんですね!
来田さん
うちの実家の味です。
空気を入れて混ぜて、焼くときには絶対に押さえないとか、いろいろあるのですが、気がついたらこうやって焼けるようになってましたね(笑)
■ビール党もぜひ!お好み焼き×赤ワインの新体験
ここで「鉄板バル」の実力をお披露目していただくときがきました!
何を隠そう、こちらのスタッフさんは全員バーテンダー。
そして、なんと、
店長の藪本さんはソムリエでもあるんです!!
人は見かけによりませんね、あっ、スミマセン、いい意味でデス(汗)
エプロンには言われないと気づかないさりげなさでソムリエバッヂが。
お店で出しているワインはすべて、店長でありソムリエである藪本さんが選んだものだそうですよ。
「ワイン庫」には常時20種類以上のワインを準備。
ワインリストは、「このワインにあうフード」が書かれているので迷っても安心です。
グラスワインのラインナップは日替わりで数種類あるので、しっかり派にもサク飲み派にも嬉しいですね~。
中目黒新聞
何百回と聞かれていると思うんですが・・・ お好み焼きとワインって合うんですか?
藪本さん
はい、実は合うんですよー! 特に赤ワインの相性がいいんです。
お好み焼きのソースがフルーティーな味わいになり、驚かれるお客様もいらっしゃいますよ。
中目黒新聞
本当だ! 甘みのあるお好みソースを赤ワインがサラリと流し込んでくれる感じがします。
ビールの刺激的なノドごしと違って、落ち着きのある美味しさですね~ これはやみつきになりそう!
藪本さん
ありがとうございます。お好み焼きに合うワインを日々追い求めているのでそう言っていただけると嬉しいです。
すでに満腹ですが、最後にどうしても気になっていた「ネギ焼き 550円」をオーダー。
アツアツふわとろの生地にこぼれおちそうなたっぷりネギは、火を通されてもシャキシャキのまま。
こちらも初体験な美味しさでした!
あー、大満足です! ごちそうさまでした!
■この気軽さはヤバイ。毎日通いたいお店です
今まで、こんなに気軽においしいお好み焼きを食べられるお店に出会ったことがありません。
しかも、お好み焼き×ワインという想像を超えた発見に出会えるなんて!
(ワインリストの表紙は、ソムリエ世界一に輝いたジェラール・バッセ氏。この表紙ももうすぐ店長さんに変わるとか変わらないとか?)
来田さんや藪本さんによると、本場の味を求めてやってこられる関西出身のお客様がやっぱり多いそうです。
店内を見渡すとお客さんは若くておしゃれな人が多い印象ですが、老若男女みなさんににおすすめ。
一軒目にも二軒目にも、そしてお花見した後なんかにも、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください!
鉄板バル SOURCE
所在地:目黒区上目黒2-8-10 1F
TEL:03-6303-4880
営業時間:[火~土]18:30~翌5:00(ラストオーダー 4:30)/[日]18:30~翌2:00
定休日:月曜日
Facebook:https://www.facebook.com/teppanbarsource