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ナカメに和アレンジの上品な韓国料理のお店が誕生! 和韓・石鍋「若狭」が6/15グランドオープン!

中目黒駅から池尻大橋方面に徒歩10分。

ドン・キホーテの向かい、静かな東山エリアにオープンした、和韓・石鍋「若狭(わかさ)」のプレオープンにお邪魔してきました。

和韓・石鍋「若狭」

 

■落ち着いた店内とチームワーク抜群の3人

店内に入ると、「若狭」とハングル文字で書かれた照明が目を惹きます。

和韓・石鍋「若狭」

内装も照明も落ち着いた店内は「私の知っている韓国料理屋さんと違う・・・」と口をついて出た、大人な雰囲気です。

和韓・石鍋「若狭」

 

では、今回の登場人物をご紹介しましょう。

まずは年齢不詳の店長・若狭さん。

和韓・石鍋「若狭」

 

酔うとテンションが突き抜けてしまう(らしい)体育会系料理長の吉本さんと

和韓・石鍋「若狭」

 

ダイエット前はトトロと呼ばれていた(!?)厨房の小野寺さん。

和韓・石鍋「若狭」

 

それぞれ別のお店で旧知の仲だった3人がタッグを組んだのが和韓・石鍋「若狭」です。

 

中目黒新聞
『和韓』ってあまり聞いたことがないのですが、どういったお店なのでしょう?

料理長・吉本さん
韓国料理=辛いってイメージが強いですよね。
食べやすい和のアレンジを加えて、もっといろいろな人に楽しんでもらいたいと思ったんです。

店長・若狭さん
和と韓を融合させた落ち着いた味を、おいしいお酒とゆっくり楽しんでいただきたいというのがコンセプトです。
お店も中目黒駅から少し離れた東山で、居酒屋というよりはレストランのような雰囲気にしました。
ですが、価格設定については頑張ったつもりですので気軽にお越しいただければと思います。

和韓・石鍋「若狭」

 

 

■和韓の上品なおいしさの連続に感動!

では、さっそく和韓料理をいただきましょう!

プレオープン期間限定のコースをいただきます。
※グランドオープン後のフードメニューはアラカルトと、3,800円と4,800円のコースという構成だそうです

これがどれも非常に美味しかったので、一気にご紹介します。

 

一品目 紀州の水ナスの冷たいナムル

和韓・石鍋「若狭」

水ナスは泉州産が有名ですが、この時期、雨量が多く甘みが増した紀州(和歌山)の水ナスを選ばれているそう。

ピリ辛の味付けですが、ナスの甘さとジューシーさを邪魔しない上品な味。

中目黒新聞、一口食べて“和韓の味”がハラオチ、この品のよさが和韓なんですね!

 

二品目 自家製キムチ5種盛り合わせ(2人前)

和韓・石鍋「若狭」

※左からチャンジャ、白菜、キュウリ、大根、真ダコ。

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辛さの角を少しだけそぎ落としたような味付けが食べやすく、旨みが押し寄せるキムチ、ますます和韓ですね!
ビールで流し込むより日本酒と一緒にいただきたくなりますね~

店長・若狭さん
飲まれますか? うちはお料理に合う日本酒をワイングラスでお出ししているんですよ。

和韓・石鍋「若狭」

とおすすめしていただいたのが、仙禽(せんきん)という栃木県の希少な日本酒。

和韓・石鍋「若狭」

小野寺さん
ワイングラスで飲むと香りが花開くんですよね。
まずはそのまま飲んで、次にグラスを回してみてください。

中目黒新聞
本当だ、グラスを回すとフルーティーな香りがさらに強くなりました。

美味しい上に飲みやすくて、クイクイと飲み干してしまいました。現在、自家製の果実酒を漬けているそうで、7月にはメニューに登場するそうですので楽しみです!

 

三品目 ハチノスと胸肉の昆布締め 酢味噌和え

和韓・石鍋「若狭」

韓国でごま油と塩で食べる「ハチノス(牛の第2胃袋)の刺身」を、大山鶏、カブ、オクラ、ラディッシュとともに酢味噌で和風アレンジした、和懐石のように美しい一皿。

すべての具材を一緒に噛みしめた時に醸し出される味わいが美味。

中目黒新聞
これ好きです!
独特なクセのあるハチノスが、あっさりとした胸肉や野菜と一緒に酢味噌にからまり、味も食感も最高です!
具材が大ぶりでなかなかの食べごたえですね~

 

四品目 板春雨とえびの天ぷら

和韓・石鍋「若狭」

ここで和?と思ったら、ティギムと呼ばれる韓国屋台でおなじみの天ぷらが登場。

板春雨とえびしんじょに香りのアクセントとなるホワイトセロリを織り交ぜています。

ボリュームのあるサクサクの衣とほどよい塩加減が初めての味わい!

 

五品目 レンコンのあたたかいナムル

和韓・石鍋「若狭」

辛いのかな?と思いきや、きんぴらごぼうのような甘く優しい味。

ほっくりとしたレンコンに口の中を落ち着かせてもらいました。

 

六品目 枝豆ととうもろこしのチヂミ

和韓・石鍋「若狭」

厚さ1.5cmはあると思われる、ふわふわ&もちもち&(具が)ゴロゴロ!のチヂミ。

和韓・石鍋「若狭」

ちょっと今まで味わったチヂミとは違うふわふわにビックリ!

 

そしていよいよコースもクライマックス。

和韓・石鍋「若狭」

お野菜たっぷりの石鍋がコンロにかけられ、

和韓・石鍋「若狭」

スープを投入していただきます。

そして「佐助豚」が登場!

和韓・石鍋「若狭」

 

このテーブル構成、テンション上がるでしょう?

七品目 佐助豚とキムチの豆乳鍋 ※「岩泉町短角牛のプルコギ」も選べます

和韓・石鍋「若狭」

岩手の豚舎で徹底管理された佐助豚のロースとバラを、牛骨ベースの豆乳スープ(味付けは企業秘密♪)。

 

さぁ、グツグツしてきたところで吉本さんがしゃぶしゃぶしてくれ、

和韓・石鍋「若狭」

完成!

取り分けていただきました。

和韓・石鍋「若狭」

 

中目黒新聞
スープがとても濃厚でも肉の味がしっかりしてますね!
飲み込む瞬間までおいしい豚って初めてです!

店長・若狭さん
ありがとうございます!
実際に佐助豚が育てられている現場も見せていただいたのですが、愛情たっぷりに育てられていることをよく知っているので、想いをこめて料理をしないといけないなって思っています。

 

あっという間に完食してしまったお鍋ですが、残ったスープをクッパにしていただきます。

※他にも韓国麺と雑炊が選べます

三つ葉や塩昆布をのせたご飯が熱々の石鍋で登場。

和韓・石鍋「若狭」

そこに、調製されたスープを投入!

和韓・石鍋「若狭」

グツグツして完成!

和韓・石鍋「若狭」

あっさり味にアレンジされたスープとご飯が絡み合い、これまたあっという間にただいちゃいました。

いや~、もう満腹ですよ~と、香ばしいコーン茶でほっこりしていると、

和韓・石鍋「若狭」

サービスで小盛りの盛岡冷麺まで登場。

和韓・石鍋「若狭」

美味しいモノは食べられちゃうんですね~、つるり・ペロリです。

 

最後の最後に甘味でいただいたのが「白ごまのプリン」

八品目 白ごまのプリン

和韓・石鍋「若狭」

まずはそのまま→はちみつをかけて→レモンを搾って、と3段階で味わえる楽しいシステム搭載!

ほのかに白ごまの感触が残る濃厚なプリンに、はちみつレモンが合わさった最終形にはノックアウトされました。

 

 

■辛いものが好きな人も苦手な人も大満足!

訪問前は「和韓・石鍋」の文字に辛いイメージを抱き、少しひるんでいたのですが、若狭さんのお料理は辛いのが苦手な方でも楽しめるような上品で優しい和と韓の融合したお味ではないかと思いました。

また、辛いほうが好みという方でも、お好みの辛さを伝えることで調整していただけるそうです。

 

女性同士、カップル、そして男性同士のグループでもオススメの和韓・石鍋「若狭」。

誰かを連れていけば「いいお店知ってるね!」と言われちゃうお店ではないでしょうか。

 

 

 

和韓・石鍋 若狭(わかさ)
所在地:東京都目黒区東山2-3-6
TEL:03-6452-2460
アクセス:東急東横線中目黒駅 徒歩10分/東急田園都市線池尻大橋駅 徒歩10分
営業時間:18:00~0:00 年中無休
Facebook:https://www.facebook.com/wakasa.higashiyama


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