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一度は行っておきたい「燻製アパートメント」 洗練されたこだわりのスモークが素敵な時間を演出。<特典・実験アリ>

昨年9月、中目黒一丁目エリアにオープンした“燻製アパートメント”。

燻製アパートメント

どことなくエレガントさ漂う民家を改装したお店の外観、独特のセンスが垣間見えるお店の名前など、一筋縄ではいかないかんじに気になっていた方も多いのでは?

今回、中目黒新聞はかなり無茶な企画も持ち込みつつ、取材させていただくことに。

 

入口のドアを開けると、そこはまるでヨーロッパの共同住宅のエントランスのよう。

燻製アパートメント

“アパート”っていうくらいだから、やっぱり誰か住んでたりして・・・ とドキドキしながら階段をあがると・・・

お~っ、いい感じ~!

 

2階はカウンターとテーブル席が3つほどとキッチンのあるフロア。

燻製アパートメント

 

3階はテーブル席が6つあり、本棚には洋書などが並んでいます。

燻製アパートメント

2階と3階を合わせると40席ほどのキャパシティで、いずれのフロアも抑え目のライティングでムーディな雰囲気ですよ。

 

また、フロアの隅や階段には素敵な調度品がディスプレイされており、非日常な雰囲気が演出されています。

燻製アパートメント

 

ところで燻製料理って、チーズくらいしか知らない燻製音痴の中目黒新聞。

何を頼んだらいいのかちょっと戸惑っていると朗らかに出迎えてくれたのがチーフの斎藤さん。

燻製アパートメント

ここは取り敢えず、おススメの何品かを斎藤さんにお任せで出していただくことに。

お料理を待つ間、とりあえずの一杯に「燻製ビール」なるものを注文。

燻製アパートメント

燻製ビール「シュレンケラ ラオホビール メルツェン」(1,200円)

 

ラオホ(燻製)ビールの歴史は古く、古代ローマ時代から作られていたそうで、シュレンケラのラオホビールは数年寝かしたブナの木でビールを燻すという、昔ながらの製法で造られているとのこと。

普通のビールほどクリアでなく、また黒ビールともまた違ったコクを感じます。

何と言ってもホップの苦みとは違う独特なスモーキーな風味のインパクトが強いです。

 

これはちょっとクセになってしまうかもな~、などとラオホビールを楽しんでいると一品目から素敵な一皿が登場。

燻製アパートメント

燻製 魚の盛り合わせ (1,000円)

 

中目黒新聞

わっ、いきなり豪華なのが来ましたね!・・・って、これ普通のお刺身みたいですね???

 

斉藤さん

ふふふ、一見、お刺身に見えますけど、れっきとした燻製なんです。

私たちがお出ししている燻製は15~30℃ほどの低温で長時間スモークする「冷燻法」で燻したものなんです。

みなさんがイメージする「熱燻法」のものとはまたちょっと違った魅力があるんですよ。

軽く塩味がついていますので、何もつけずにそのままお召し上がりください。

 

中目黒新聞

いきなり燻製のイメージひっくり返してきますねえ・・・ではさっそくいただきます!

 うまっ!

 

なんというか、初めての感じ。

個人的にインパクト大だったのが、ホタテの燻製。

お刺身のプリプリ感はありつつ、独特の香りがフンワ~リと口の中に広がります。

サーモンとタラコも頂きましたが、3種類ともその燻製感はあくまでも上品で“甘香ばしい感じ”と言ったらいいんでしょうか。

 

 

中目黒新聞

うむ~、美味しいですね~

ところで先程おっしゃっていた「冷燻法」ですけど、キャンプなんかで燻製する時とは道具なども違うんですかね?

 

斎藤さん

そうですね。

業務用の大型スモーカーとスモークウッドという冷燻法に適した木の塊を燃料に使用しています。

 

とキッチンの奥から取ってきて見せていただいたスモークウッドの現物(新品)がこちら。

燻製アパートメント

サランラップの箱くらいの大きさがあり、イメージしていたチップと呼ばれるものとは全然違いました。

 

と斎藤さんとおしゃべりしているうちにラオホビールもなくなり・・・

 

中目黒新聞

もう一杯何かいただいてもよいですか?。

 

斉藤さん

じゃ、ちょっと珍しいのいってみますか? その名も、

爆弾ハナタレ!

燻製アパートメント

 

中目黒新聞

な、なんつー、ネーミングなんすか・・・

飲んだら爆弾級のハナがタレてくる、なんてことはないですよね?

とりあえず試さずには帰れませんね。

燻製アパートメント

爆弾ハナタレ グラス(850円) ※限定品

 

詳しく説明を聞くと、宮崎の蔵「黒木本店」の芋焼酎とのこと。

蒸留して最初に出てくる最初のしずく「初垂れ」のことを「ハナタレ」というんだそうです。

ビールでいうところの一番搾りってかんじでしょうか。

しかしネーミング通りに爆弾だったのがそのお味。

 

中目黒新聞

ツーーーーーン!って鼻にきますねえ・・・

セメダインのようなやや刺激的な香りがしますが、これもクセになりそうです。

しかし度数もなかなかありそうですね。

 

斉藤さん

うふうふっ、ちょっと高めの44度ですっ。

 

中目黒新聞

やはり・・・

あまり飲み過ぎるとホントにハナタレになりそうです。

 

 

そして次に定番メニュー「燻製チーズ」をいただきました。

燻製アパートメント

燻製チーズ(550円)

 

斎藤さん

初めてのお客さまも常連のお客さまも、みなさん注文される一番人気のメニューです。

16時間かけてじっくり燻製したチーズを、テーブルにお出しする前に、溶けないくらいのギリギリの温度で軽くローストしています。

燻製チーズはテイクアウトもできるので、お持ち帰りされる方も多いんですよ。

 

中目黒新聞

美味しい!

ほんのり煙をまとわせた美味しいピザを凝縮したような味わいですね。

外はカリカリ、中はトロッの食感も最高です。

これは正におかわりorお土産必至の鉄板メニューですね!

 

さらに・・・ 目にも鮮やかな一品が。

燻製アパートメント

燻製トマト(500円)

 

熱を加えたトマト独特の甘みと酸味に、燻製の香りがプラスされて、お酒のおつまみに最高!

見た目は水分が飛んでいるのか?と思いますが、実はジューシーで普通にサラダとしてもいただけます。

 

さらに、さらに・・・

ゴージャスなメニューの登場です。

燻製アパートメント

チーズフォンデュ(1,600円)

 

斉藤さん

ボリュームもあるので特に数名でご利用の女子会のお客様に大人気です。

具材は燻製ではないのですが、チーズの上にゴマを燻製したものを振りかけてあるので、燻製アパートメントな味で楽しんでいただけると思います。

燻製アパートメント

 

斎藤さん

あと、ちょっと変わった具材も入れているんです。

この黄色いお野菜は「コリンキ」という品種のカボチャなのですが、「生」で食べられるんです。

 

中目黒新聞

この自分で作業して食べる、っていうのがまた楽しくていいですよね~

ん~、美味~

たしかに燻製ゴマがいい仕事してますね!

コリンキもいただきまーす!

燻製アパートメント

 

「二度づけ禁止ですよ!」

 

と、コリンキをお口へ運搬中のタイミングで突然登場したのは店長の小林さん。

燻製アパートメント

 

中目黒新聞

おっと、キッチンに籠る寡黙系店長かと思いきや、いきなりブッ込んできましたね。

 

斉藤さん

今の(小林さんのギャグ)聞きました? 決まり文句なんですけどそんなに面白くないですよね?

燻製アパートメント

 

中目黒新聞

・・・・・ で、でも、かなりのイケメンなメガネ男子だと思いますよ。

斎藤さんのかわいいレベルと同じくらいに。

 

斉藤さん

そうですかあ? あのメガネ、ダテじゃないかという疑惑があるんですよ。

燻製アパートメント

 

小林さん

・・・・・

 

中目黒新聞

あ、また、寡黙モードに戻っちゃうじゃないですか~

まだ渾身のギャグらしき発言しかしてないんですからちょっとお話聞かせてください。

とりあえず雑なフリで恐縮ですが、何か一言お願いします。

 

小林さん

アウトドア人気が少なからず影響していると思うんですが、世の中は今、密かな「燻製ブーム」なんですよ。

“燻製男子”って言葉もあるくらいで。

 

中目黒新聞

燻製男子!

 

小林さん

そんなブームの中、うちの場合は冷燻スタイルで、他にはあまりない感じの洗練された燻製フレーバーを追求しています。

また、そんな燻製料理と組み合わせるお酒に関しても、ちょっと面白い提案もしていきたいです。

お酒は、ビールでも焼酎でもワインでも本当に何でも合うんですが、そんな料理ってあんまりないんですよね!

 燻製アパートメント

中目黒新聞

なるほど、なるほど、流石メガネ燻製男子!

わかりやすい&イケメンなコメントありがとうございます!

というか、全然寡黙系じゃなかったですね。

それにしてもどのお料理も美味しくて、お腹もいい感じになってきました。

 

斉藤さん

楽しんでいただけたらよかったです。

こちら、よかったらお口直しにどうぞ。

燻製アパートメント

燻製タクアン(400円)

 

この香り、この塩加減、箸休めとしても、最高の一品ですね!

いや~、今日はご馳走様でした!

 

 

これはまたまたよいお店でしたね。

繊細で美味しいこだわりのお料理に上質な空間とフレンドリーな小林さんと斎藤さん。

デートや女子会はもちろん、2軒目や燻製男子の研究にもバッチリではないでしょうか。

 

そんな素敵な燻製アパートメントから中目黒新聞読者の方へプレゼントがあるそうですよ。

 

7月いっぱい、来店時に「中目黒新聞見て来た」とお伝えいただくと、

オススメの一品をサービス!

何が出てくるかは小林さんのその時の気分次第!

 

お得なお楽しみもあるこのタイミングは遊びに行く絶好のチャンスですよ~

 

 

<おまけ:実験>

小林さんと斎藤さんにいろいろお話をうかがっていた中で、バレンタインの時期に来店されたお客様に「燻製チョコレート」をプレゼントした、ということを知りました。

燻製アパートメント

いろいろな食材を燻製できるということを知った中目黒新聞、燻製しなそうで実は美味しいものがあるんじゃないか、とソワソワしちゃいまして、お願いしちゃいました「実験」を。

もしかしたら新たなメニューのヒントになるかもしれませんし、燻製界の革命に繋がるかもしれませんからね、などと半ばゴリ押ししたつもりが、意外にも小林さん、斎藤さんとも、軽~く「やってみましょう」と同意していただき、ちょっと拍子抜けしちゃいましたけど感謝です!

というわけで、その「実験」についてもレポートさせていただきます。

 

「中目黒本店東急ストア」でそろえた食材はスナック的なものを中心にこんなかんじ。

燻製アパートメント

プチケーキ/ベビースターラーメン チキン/グミ100(オレンジ果汁・ピーチ果汁・アップル果汁・パイン果汁・グレープ果汁)/オレオ バニラクリーム/おっとっと うししお味/ビスコ/ブラックサンダー/チョコボール ピーナッツ/BLACK BLACK ガム/Pocky チョコレート/ハイチュー(完熟メロン・グレープ・ストロベリー・グリーンアップル)/カントリーマアム ココア/細巻三色(ねぎとろ・かっぱ・納豆)/プチおにぎり明太子/プチおにぎりきのこ/プチおにぎり十七穀ごはん/みたらし団子/草餅つぶあん

以上、18商品、フレーバー別にすると27種類

 

これらを4時間も冷燻していただくことに!

小林さん、斎藤さんの期待値の高い食材は「おにぎり」、中目黒新聞はだいぶトリッキーな「ハイチュー」

さ~、どうな仕上がりになるんでしょうね~

いざスモーカーにセッティング。

燻製アパートメント

 

ワクワク、ワクワク、ワクワク、とひたすら待ち・・・

 

ついに4時間経過!

いよいよ完成したスペシャル燻製たちをスモーカーから取り出します。

見た目はどれも変化ナシですね。

燻製アパートメント

 

さて、みんなで実際に食べてみたのですが、際立った結果を残したものを紹介します。

 

■けむけむ過ぎ部門 第1位

燻製オレオ バニラクリーム

燻製アパートメント

スモーキーな香りがしっかり定着しているという意味では期待通りだったのですが、だいぶパサパサに変身しており、唾液が根こそぎ持っていかれるので、飲み物ナシで食するのはなかなかキビシイ仕上がりでした、残念・・・

 

■普通に美味しい部門 第2位

燻製プチおにぎり 明太子

燻製アパートメント

明太子を燻したら美味しいのではないか、というイメージ通りの仕上がり。

ご飯も焼きおにぎりとは少し違うのですが、表面が上品にスモークされ、中のしっとり水分を含んだ部分と合わさる事でたいへん美味しゅうございました。

 

■普通に美味しい部門 第1位

燻製おっとっと うししお味

燻製アパートメント

うすしお味と煙の香りが絶妙にブレンドされていて、お酒のあてにだいぶよさそうです。

お通しで何匹か出てきたら飲み始めからテンションUPしそうです。

この薄さと燻した時間がちょうどよかったんでしょうね。

 

■期待を裏切った部門 第1位

燻製ハイチュー 全種

燻製アパートメント

どうなるか想像もつかなかったのでかえってミラクルが起きるのでは、と期待していたのですが結果は×。

冷燻法という繊細な製法に対し、ハイチューの味はパンチ力あり過ぎました。

ほとんど燻製感ゼロ、という残念な結果でした。

 

最後は今回の実験で最高の結果を残したものを発表!

 

タラララララララララララララララララ(ドラムロール)・・・

ジャンっ!!

 

 

 

■完成度高い部門 第1位

燻製グミ 各種

燻製アパートメント

食べた瞬間、久々に「キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!」と叫びそうになりましたよ。

中目黒新聞的には燻製アパートメントのお土産に採用してもらってもいいんじゃないか、と思うくらいの完成度ですよ。

焼肉の後はガム、床屋の後は飴、燻製の後はグミ、ってかんじで(なんか違いますね・・・)。

燻製されたことで上品な味わいに変身。

ベースの甘味とスモークの香りと苦味が絶妙に絡み合い、とっても美味しい上質な逸品となったと思います。

 

というわけで、燻製は無限の可能性があり、とっても楽しいということが分かった実験でした。

無茶なお願いを快く聞いていただき、一緒に楽しんでくれた小林さん、斎藤さん、ありがとうございました。

燻製グミの今後の進化・展開を楽しみにしています!

 

 

 

 

燻製アパートメント
所在地:東京都目黒区中目黒1-1-52
電話:03-5725-8391
営業時間:18:00 – 1:00(L.O. 24:00)
定休日:不定休
HP:http://www.span-ltd.com
Facebook:https://www.facebook.com/nakamegurokunsei


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