「PARKING COFFEE × CACAO WORKS」が2013.5.25にオープン。サードウェーブなコーヒーショップがナカメに登場! 2013.7.4
中目黒のセレクトショップ「PARKING」と、「CACAO WORKS」こと以前ご紹介したハニー珈琲15351の朝日さんがコラボレーション。
新たなコーヒーショップ「PARKING COFFEE × CACAO WORKS」として生まれ変わりました。
「PARKING」は、普遍的でいてモダンな新時代のメンズ・リアルクローズの形を体現するメンズブランド「MARKAWARE」「marka」を手掛けるデザイナーの石川俊介さんが、“こだわりを持つ男性の暮らし方提案型ショップ”として約1年半前ににオープンしたセレクトショップ。
衣・食・住・遊すべてを楽しむ新しいカルチャー模索する男性のために、洋服のほかにも暮らし方を豊かにする道具やアイテムを揃え、「ものづくりの歓び」を共感できる場になっています。
「MARKAWARE」や「marka」の洋服はもちろん、
男心をくすぐるワークアイテムや、
生活雑貨なども厳選ラインナップ。
最近まで週末限定のショップ兼アトリエという形で営業し、「食」の提案のひとつとして、カップやコーヒーグッズなどの販売と共にコーヒーの提供も行っていたのですが、この5月より平日もオープン(水曜日定休)させ本格的に営業を開始。
同じタイミングでコーヒーの提供も本格的にチャレンジしようということで、近隣にあったハニー珈琲15351とのコラボレーションによる新たな店舗として「PARKING COFFEE × CACAO WORKS」をオープン。
更に更に、ほぼ同じタイミングでウェブマガジン「PARKING MAGAZINE」を創刊。
「PARKING」が提案する価値観を共有できる、衣・食・住・遊にまつわる様々な情報やコンテンツが配信されています。
このようなことを石川さんにうかがったのですが、とにかく考え方はもちろん、お店や商品などの細部までそんなこだわりが貫かれていてカッチョエ~のです。
「自由で活動的でものづくり精神豊かな男性への暮らし方を提案する」
そんな「PARKING」ですが、これまで取り組んできた「衣」の洋服づくりを基盤に、コーヒーショップをスタートすることで「食」の分野のリアルな提案の場ができたことになり、これらを有機的に結び付けることで一層魅力的な提案をしていきたいとのこと。
カッチョえ~な~、と惚れ惚れしつつも、、今回の取材をガイドしていただく「PARKING」のプレスをされている本宮さんと「PARKING COFFEE × CACAO WORKS」へ向かいました。
「PARKING」から歩いて5分ほどで「PARKING COFFEE × CACAO WORKS」に到着。
カウンターの中から今回コーヒーについていろいろ教えていただいたバリスタの奈良さんが登場。
なんでも奈良さん、バリスタ修行のためにカナダのバンクーバーで、バリスタ大会のカナダチャンピオンであるサミー・ピッコロ氏のチェーン「カフェ・アルティジャーノ」で働いていたこともあるという本格派。
早速メニューを見せていただきながら、オーダーの相談に乗っていただきました。
奈良さん
コーヒーは淹れ方の違いでドリップ、エアロプレス、フレンチプレス、エスプレッソ、アメリカーノ、カプチーノ、カフェラテ、水出しコーヒーなどでお出ししています。
中目黒新聞
??? スンマセン、素人なのでオススメの淹れ方を教えていただきますか?
奈良さん
はい、ではフィルターで油分がこされるので、すっきりと飲み易いドリップをオススメします。
中目黒新聞
ではそれで!
奈良さん
豆の種類はいかがいたしますか?
中目黒新聞
おー、豆も選ぶんですね。
ではスンマセン、オススメの豆を教えていただきますか?
奈良さん
はい、では比較的苦みが少なく飲み易いBlend Noirはいかがですか?
ブラジルの「サン ジュダス タデウ農園」の豆と「カケンジ農園」の豆を50%ずつ使用したブレンドになります。
中目黒新聞
ではそれで!
流石、奈良さんとても詳しいし、ものすごく分かり易く教えてくれます。
ワインのように知識とともにコーヒーを味わう。
これが噂のサードウェイブですか~
奈良さんがドリップしてくれている間に店内を観察。
カウンターの造りが少し変わりましたね。
カップやコーヒーメーカー、ミルなど、コーヒーに関する雑貨も販売されています。
また、よく見るとテイクアウト用のカップや
コーヒー豆などのパッケージがPARKINGオリジナルデザインになっています。
カッチョエ~!
と、バシャバシャ写真を撮っていると一杯目のコーヒーが完成。
Blend Noir (Brazil, Sao Judas Tadeu 50%, Brazil Kaquend 50%)/ドリップ 500円
ん~、いい香りです。
いざ飲んでみると優しめの苦みと少しだけフルーティな心地よい味わいで、教えていただいた通りにクリアで飲みやすいです。
これなら素人の中目黒新聞でもいけますよ。
中目黒新聞
しかしBEANS LISTなるメニューには産地のみならず、農園の名前が記載されているんですね?
奈良さん
はい、シングルオリジンといって、農園の豆が、精製、焙煎されカップになるまでを辿れるので、誰が、何時、何処で作ったかが分かり、産地や農園、品種、処理などにより得られたその土地ならではの魅力を味わうことができます。
ビーンズリストにはCup of Excellenceというコーヒー豆のアワードを受賞したシングルオリジンのものもあり、世界で評価されているものも気軽に楽しんでいただけるんですよ。
中目黒新聞
ほえ~、なんだかワインの世界みたいで大人なかんじ。
奈良さん
試しに同じ豆を使った他の淹れ方のものを飲んでみますか?
中目黒新聞
それは興味深いですね~
是非、お願いいたします!
というわけで、今度は「フレンチプレス」で淹れていただくことに。
しかし、今出していただいたカップが例によってカッチョエ~わけですが、「PARKING」のほうで売っていたような気がするな~
本宮さん
おっ!気付かれましたか。
お出ししているカップは販売もしているんです。
ちなみにこちらは「ECHO PARK POTTERY(エコパークポッテリー)」というアメリカの工房のブランドでして、ハンドメイドで作られているんですよ。
中目黒新聞
へ~、またまたカッチョエ~とは思ってましたけどやはり只者ではなかったのですね。
ひとつひとつ持ち手の形が違ったり、塗りもそれぞれ違う手作り感がたまりませんよ。
しかも手に持った時の握り心地が独特でやたらと持ち易いですよね。
本宮さん
そうなんですよ、一度使い始めるととっても愛着わきますよ。
ちょっと値は張りますけどね。
中目黒新聞
えっ、おいくらですか?
本宮さん
6,300円です。
中目黒新聞
おつと~、お値段もカッチョエ~ですね。
でも納得かもですよ、手に入れたら大切に使えそうですし、美味しいコーヒーをいただくにはカップもそれに見合ったものじゃないとですよね。
などとお話しているうちにBlend Noirのフレンチプレスが完成。
Blend Noir (Brazil, Sao Judas Tadeu 50%, Brazil Kaquend 50%)/フレンチプレス 500円
さっそくいただいてみます。
中目黒新聞
!!!
けっこう味変わりますね。
重厚というかねっとりというかワイルドな感じがします。
奈良さん
フレンチプレスはステンレスのコーヒーメーカーで淹れるので豆の特徴がダイレクトに味わえるんですよ。
奈良さん
折角なので、今度はシングルオリジンをストレートでいかがですか?
中目黒新聞
なんか楽しくなってきましたよ、
コーヒーの奥深い世界。
では、またエッジのたった種類でお願いします!
奈良さんがドリップしてくれている間にまたまた店内を観察。
こちらの素敵なプレートは朝日さんが作られているチョコレート。
チョコレートもいろいろ販売されています。
中目黒新聞
朝日さん、リニューアルおめでとうございます。
ますます素敵なお店になっちゃいましたね。
朝日さん
ありがとうございます。
リニューアルして自分はCACAO WORKSとしてチョコレート部門に注力しているんですよ。
コーヒーに関しても、これまで通りの「ハニー珈琲」に加え、「アマメリアエスプレッソ」というロースターの豆も取り扱うようになりパワーアップしてますので楽しんでください。
と、朝日さんとお話しているうちに奈良さんチョイスの3杯目のカップが登場。
Ethiopia, Guji (natural)/ドリップ 500円
奈良さん
こちらはエチオピア産のグジというところの豆でして、実の付いたまま乾燥させるナチュラル製法の豆で、ストロベリーのような酸味が楽しめるんですよ。
中目黒新聞
ストロベリー?
んなわけないでしょ(ゴクリ)
!!!ホントだ、そしてなかなかの酸っぱさですね!
でも変な酸っぱさじゃなくて果実のような爽やかなかんじです。
奈良さん
コーヒー豆それぞれの香りや酸味、口あたりなど、全然違いますよね。
その違いを楽しみながら、ご自身のお気に入りの豆や淹れ方などを見つけるのもとっても楽しいと思いますよ。
中目黒新聞
確かに! 違いがわかる男になりたいですね。
しかしいろいろ教えてもらいすぎてコーヒーの魅力にハマってしまいそうですよ。
ね~、本宮さん!
本宮さん
そうなんですよ~
自分も「PAKING」でコーヒーを提供するようになってからハマってしまい、自宅ではエアロプレスの抽出機で楽しんでまして、最近はドリップに挑戦中です。
中目黒新聞
やっぱり、魅力的な世界なんですね。
でも今日は美味しいコーヒーを体験できたし、いろいろ教えてもらえて楽しかったです。
ご馳走様でした、また遊びに来まーす。
最後に自家製アイスレモネードをテイクアウト。
これまたこれからの時期にぴったりの絶品でしたよ。
というわけで、いろいろ教えていただき勉強になっちゃいました。
奈良さんや朝日さんたちとコーヒーやチョコのことでいろいろお話できるのが「PARKING COFFEE × CACAO WORKS」の魅力のひとつ。
また、デザイナーの石川俊介さんが「PARKING」全体として提案されている「ものづくりの歓びの共感」や「衣食住遊を楽しみ暮らしを豊かに」といったことを実感できたような気がします。
朝は9時から営業ということで、出勤時に上質なコーヒーをテイクアウトし一日をスタートするなんていうカッチョエ~技、使ってみたいです。
PARKING COFFEE × CACAO WORKS
所在地:目黒区上目黒1-10-5
TEL:03-6427-0806
営業時間:9:00-19:00
定休日:不定休
PARKING
所在地:目黒区中目黒1-3-8
TEL:03-6412-8217
営業時間:12:00-20:00
定休日:水曜日
PARKING MAGAZINE:http://parkingmag.jp/
MARKAWARE & marka:http://marka.jp
Facebook:https://www.facebook.com/pages/MARKAWARE-marka/263216320367116
Twitter:@Parking_Mag
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